本当は「マリトッツォ」ではない?名前に衝撃事実!実はイナバウワー・リーゼント・印鑑も同類だった

投稿日:2023/11/24 12:01 更新日:

丸型のパン生地に、これでもかと溢れんばかりのクリームを詰め込んだ姿が注目を浴び、大流行したマリトッツォ。

どら焼きの生地やメロンパンにクリームを詰め込んだ「どら焼きマリトッツォ」「メロトッツォ」など、多くの派生商品も発売されました。

ブームからしばらく経ったマリトッツォですが、今、驚愕の真実が注目を集めています。

マリトッツォ

(画像:GourmetBiz編集部)

■“マリトッツォ”って何かご存知ですか?勘違いする人が続出

話題となっているのは、X(旧Twitter)上の「マリトッツォの真実を知った」というポスト。

ポスト主がアップした漫画によると、「本来マリトッツォはパンの部分だけを指す言葉」と書かれているのです。

つまり、クリームが一切入っていなくてもマリトッツォはマリトッツォ。

マリトッツォは、もともとイタリア発祥のお菓子のこと。

日本で流行った生クリームが詰められたものは、正式名称を「マリトッツォ・コン・ラ・パンナ」(生クリーム入りのマリトッツォ)と言います。

「マリトッツォ」だけだと、クリームが入っていないただのパンを表すことになるのです。

この事実に、ネット上では「え、そうなんですか?」「誤解してた」「衝撃の事実」と驚きの声が続々。

皆さん、マリトッツォはクリームをたっぷり詰めたお菓子を指すと思っていたよう。

また、派生マリトッツォとして販売されていた「どら焼きマリトッツォ」は、生地がどら焼きのため、正しくはマリトッツォではないのでは?との声も上がっています。

■イナバウワー、リーゼント…意外と多いマリトッツォ仲間

すると、マリトッツォのように勘違いの多い言葉が次々寄せられる展開に。

その代表格が「イナバウワー」です。フィギュアスケート選手の荒川静香さんが、2006年開催のトリノオリンピックで金メダルに輝いた際の演技で披露し、「新語・流行語大賞」に選ばれるほど話題となりました。

イナバウワーといえば、荒川選手の演技のインパクトが強すぎるせいで、大きく背中を反らして滑ることだと勘違いする人が続出。

イナバウワー

(画像:時事)

しかし、実はイナバウワーとは、足を前後に開いて横に滑る技のことで、上半身の動きは関係ないのです。

ちなみに、荒川選手のように背中を反らせて滑るイナバウワーは「レイバック・イナバウワー」と呼ばれます。

他にも、「リーゼントはサイドの髪をなでつけて後ろでぴったり合わせるヘアスタイルのことで、前に飛び出している前髪部分はポンパドール」、「“印鑑”とは役所に登録されているハンコのことで、ハンコ本体は“印章”、押された印は“印影”」など、勘違いしやすい言葉で盛り上がるネットユーザーたち。

■知らない単語は、見た目のインパクトで勘違いしやすい?

あるユーザーは、「初めて聞く単語、印象に残った特徴と結び付けがち」と投稿。

マリトッツォの生クリームにしても、イナバウワーの上体反らしにしても、確かにインパクトの強い部分と結び付けて覚えてしまうことから、本来の意味を勘違いしてしまうのでしょうね。

こうした勘違い言葉、探せばまだまだたくさん出てきそうですね。調べてみるのも面白いかもしれません。

※商品情報は掲載時点のものです。

(編:GourmetBiz編集部)

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