自宅でもサクサクの唐揚げが食べたい!
唐揚げを作るときにたった3秒、あることをするだけで格段に美味しくなる裏技が話題になっています。
(画像はイメージ)
例えば、こんな風に網でざざーっと油から取り出してしまわない方がいいようなのです。
■サクサク唐揚げの作り方!秘密は「先端をちょんっ」
揚げたてが特に美味しい唐揚げ。自宅で手作りする人は多いのではないでしょうか。
今回X(旧Twitter)で話題になっているのは母親から教えてもらったという唐揚げにまつわる豆知識。
その内容は
唐揚げを揚げ油から取り出す際に「先端は3秒ぐらい油につけたままにする」と衣が「サクサクになって美味しい」
といったもの。
たったそれだけで!?と思いますよね。ネット上でも
「どういうこと!?」
「なんでそれだけで?」
と疑問に思う人が続出。
すると、何故サクサクになるのか解説してくれる人が相次ぎました。
■サクサクになる理由は!?油の性質と関係していた
この裏技が世に放たれてから、まず出たのはティーパックと同じ原理なのではないかという声。
「ティーパックも引き上げるときにちょんってお尻をつけると滴れなくなるあれ?」
「表面張力かな?」
などの声が。
液体が表面をできるだけ小さくしようとする性質・表面張力が働いているのではないかと予想する声もありましたが、天ぷら店の大将に聞いたという油の性質の話が最も説得力がありました。
それは
「油は低い温度から高い温度へ流れていくから、先端を付けることで余計な油が下に流れて油がきれる。だから揚げ物を振うしぐさをする人がいるけどあまり意味がない」
というもの。
なんですって!?油がきれるように軽く手首を上下に動かしたり、左右に軽く振るったり……。やりがちですよね。
余分な油がポタポタと下に落ちていると思っていたのですが、サクサクするかどうかにはあまり関係がないということでしょうか。
もっと早く知りたかった裏技ですね。
■最初に広めたのは漫画作品?実用的すぎて驚き
サクサクに油の性質が関係しているということは天ぷらなどにも応用可能ということ。
「海老を揚げるときはいつもこれやってる」
「バイトでとんかつを揚げるときにやってたな」
飲食店に携わる人にとっては「知っていた」情報だったようです。
ということはプロも美味しくするために使っている技。家庭で試さない手はありませんね。
また、これは誰が言い出したのかと考える人も。
「アニメの『ミスター味っ子』で見た情報」
「おそらく初出しは『美味しんぼ』」
などの情報が。
日本の漫画・アニメが教えてくれる豆知識、実践的すぎて恐るべし。
この影響か、一般のご家庭でも
「母から教えてもらったから普通にやってた」
「祖母がこのやり方で作ってた」
「これが常識だと思ってた」
など、家族から教えてもらったという人もいるようです。
しかし
「一気に2キロ揚げるときにはこれやってられないよ~1個3秒×2キロ分の唐揚げだから」
と嘆く人も。食べ盛りがいて忙しい家庭ではなかなか実践するのは難しいようです。
唐揚げ1個1個を大きくすると揚げる「個数」は減るので、大量に作る場合はサイズをビッグにしてみるというのもありかもしれません。
1個3秒で唐揚げのサクサク感が変わる簡単な方法。
唐揚げを作る機会があれば是非お試しください。
(編:GourmetBiz編集部)