11月も半ばとなり、本格的な冬の寒さを感じる日が多くなってきました。
そんな寒い日に、ホッと心も身体も温めてくれるのが味噌汁。
ところがネット上では今、「どこまでが味噌汁でどこからが鍋なのか」論争が巻き起こっているのです。
(※画像はイメージです)
■どこまでが味噌汁でどこからが鍋?
X(旧Twitter)上で注目されているのが、料理研究家の土井善晴さんの以下のポスト。
「味噌汁というより一種の鍋物ですね」という人がありますが、あなたの食べているものが鍋物じゃなくて、味噌汁なんです。味噌で味つけたら味噌汁、醤油で味つけたら醤油汁。
鍋物いうのは・・・以下略。
土井善晴 pic.twitter.com/bcrj2RZ8lP— 土井善晴 (@doiyoshiharu) November 1, 2023
添えられた4枚の写真には、白菜、えのき、かぼちゃ、鶏肉、もやしなど様々な具が使われた味噌汁が載っています。
どうやら、具沢山の味噌汁を「それはもはや鍋物ではないか」と指摘する人がいるよう。
確かに、具がごろごろ入っていればそれは鍋物とも言えるかもしれません。
そもそも、味噌汁と鍋物の違いはどこからくるのでしょうか?
この点に対して、土井さんは「味噌で味つけたら味噌汁」と言っています。
こうした土井さんのポストに対し、X上では共感の声が続出。
「確かにそうですね」
「具を2種類以上入れると味噌汁じゃないっていう人に聞かせてやりたい」
…と、共感の声が集まる展開となりました。
■味噌汁と鍋物の違いについてさまざまな意見が
土井さんのポストをきっかけに「どこまでが味噌汁でどこからが鍋なのか」について考え出す人も。
「汁物は状態による分類、鍋物は提供方法による分類」
「作り手の気持ちの違い」
など、さまざまな考えが寄せられます。
明確な答えはないものの、両者の違いは具材の量や種類で決められるものではないと考えている人が多いようです。
■結局皆大好き!具沢山味噌汁
また、土井さんのポストがきっかけで、お気に入りの「我が家の味噌汁」について投稿するユーザーも。
「昨日はアスパラとさつまいも」
「味噌汁の具は3種類以上。なぜならいろいろな具から堕しが染み出て美味しくなるから」
「残り物の野菜全部入れて温まった。幸せ」
など、皆さん思い思いの味噌汁を楽しんでいるようです。具沢山味噌汁を好む人も多いことが分かりますね。
これから寒さも増し、お鍋で温まったり、味噌汁でホッと一息ついたりする日も増えるでしょう。
その時食べたい具材や好きな野菜、冷蔵庫の残り物など、いろいろな具の味噌汁や鍋物を楽しんでみるのもいいかもしれませんね。
(編:GourmetBiz編集部)