ダイエットを決心した人にオススメしたい弁当の作り置き!今回は5食分作れる「キーマカレー弁当」のレシピをご紹介いたします。
このレシピを考案したのは、時短料理研究家・料理インフルエンサーの若菜まりえさん。
まりえさんはこのお弁当を食べるようになってから1ヵ月で4キロ痩せたのだとか。
毎日お弁当作りを頑張っているという方もぜひ参考にしてみてください。
■生のトマトを使うことで本格的な味わいに!?
話題になっている動画はこちら。
カレールーと水を使わない、野菜の旨味が凝縮したキーマカレーです。
ダイエットレシピなのに、味も「コクがあって美味しい」「噛んだ瞬間口の中に生姜のスパイシーな香りがあふれ出します」と本格的なんです。
まずは材料です。
・牛豚あいびき肉 … 300g
・トマト …………… 2個(400g)
・玉ねぎ …………… 大1個(250g)
・にんじん ………… 中1本(150g)
・しょうが ………… 30g
・にんにく ………… 2かけ
・卵 ………………… 5個
《調味料》
・オリーブオイル … 大さじ1
・カレー粉 ………… 大さじ2
・A顆粒コンソメ … 小さじ2
・A塩 ……………… 小さじ1
・Aしょうゆ ……… 小さじ2
《主食》
・もち麦 ………… 250g(200g)
・水 ……………… 500ml(400ml)
今回はトマト缶ではなく生のトマトを使うのがポイント。まりえさん曰く「旨味が凝縮されて本格的な味わいになります」とのこと。
■もち麦で満足感アップ!食物繊維もたっぷり
それでは作り方です。
【1. 食材をカットする】
にんにくは薄くスライスし、しょうがは千切り、たまねぎはみじん切りにします。
【2. 炒める】
刻んだにんにく、しょうが、たまねぎにオリーブオイルを入れてフライパンで炒めます。
【3. にんじんを切る】
【2】のフライパンを弱火にして火にかけている間ににんじんをみじん切りにします。
今回にんじんは皮ごと使うとのこと。まりえさん曰く「皮ごと入れることで食物繊維を増やすことができ、血糖値の上昇が緩やかになります」とのこと。
【4. カレー粉を加える】
【2】を中火にしてカレー粉を加えます。
「カレー粉の香りは油に溶けて広がるので水っぽい食材を入れる前にカレー粉を入れるのがポイント」なのだとか。
カレー粉が馴染んだらにんじんを加えて炒めます。
【5. トマトを切る】
【4】を弱火にして火にかけている間にトマトをカットします。
トマトはヘタを取って子室ごとに切り分けるようにすると水分が出てしまうのを最小限に抑えることができます。
【6. トマトを加える】
トマトを【4】に加えたら中火にして、トマトは木べらなどで崩してください。
【7. ひき肉を加える】
ひき肉を入れたら全体に馴染ませるようにして炒めます。
まりえさんは鶏ひき肉を使って作ってみたそうですが、パサついてしまったので牛豚のあいびき肉の方が美味しく作れると言います。
さらに、カレーは油に溶けて香りが広がることから、まりえさんは「カレーには油がある程度あった方がおいしい」と言います。
【8. 味付けをする】
肉に火が通ったらコンソメ、塩、しょうゆを入れます。
しょうゆを加えることで「ぐっと味に深みがでます」とのこと。
・顆粒コンソメ … 小さじ2
・塩 ……………… 小さじ1
・しょうゆ ……… 小さじ2
調味料が馴染んだら最後に黒コショウを入れて完成です。
【9. ゆでたまごを作る】
沸騰したお湯にたまごを入れて12分茹でます。
この時菜箸などで軽くお湯を掻き混ぜることで黄身が偏ってしまうのを防ぎます。
ゆでたまごができたら、軽くスライスしてください。
【10. もち麦を炊く】
白米の代わりにもち麦を炊きます。
・もち麦 ………… 250g(200g)
・水 ……………… 500ml(400ml)
まりえさんは「(もち麦は)腹持ちがよく自然に間食を減らせた」そうで、もち麦はダイエットにオススメだと言います。
もち麦が炊けたら炊飯器から出して冷ましてください。
【11. 盛り付ける】
清潔なお弁当箱にもち麦を122gずつ入れたらキーマカレーをもち麦の上に乗せ、さらにスライスしたゆで卵を乗せたら完成です。
パセリを振りかけると、より見栄えがよくなりますよ。
■1食でタンパク質を20g以上摂れる!?優秀なキーマカレー弁当だった
弁当に詰めたら、冷凍庫で1晩以上しっかり凍らせてください。
食べる時は蓋をズラして600wのレンジで3分30秒~4分温めれば食べられるそう。
ストックしておくとお腹が空いた時にいつでも食べられるので、無駄な間食や暴食が減らせそうですね。
このレシピに、ネット上では
「キーマカレーをお弁当にできるなんて嬉しい」
「節約もかねて弁当生活を始めたのでこれはリピできそう」
「美味しくて痩せるなんて最高」
などと歓喜する声があがっています。
職場などにお弁当を持っていく際は、朝お弁当をレンジで温めて、蓋の水分をふき取ってから蓋を閉じてください。保冷剤と一緒に弁当箱をタオルで巻いて、ランチバックなどに入れると良いそうです。
また、まりえさん曰く今回のお弁当の栄養価は「【もち麦250gの場合】カロリー 489kcal、糖質 43.6g、タンパク質 、23.8g、食物繊維 10.0g」とのこと。
カロリーが500以下で、タンパク質が20g以上摂れるのは嬉しいですよね。
まりえさんが1ヵ月で4キロ痩せたというキーマカレー弁当。ダイエット中の方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
(※体重の減少には個人差があります。)
■レシピ・画像提供:時短料理研究家・料理インフルエンサーの若菜まりえさん
・経歴と実績
子供の頃から料理と食品に興味があり、大学では食品生化学を専攻。卒業後は食品原料に携わる。
現在はレンジで作れるスピードおかずと簡単おやつの開発に注力。
webサイト「つくりおき食堂」では、まとまった時間がとれない忙しい方でも作り置きライフが続けやすいように、スキマ時間にパっと作れてサっと味が決まる時短おかずを紹介。
2017年レシピブログアワード 新人ブロガー部門グランプリ受賞。
著書に「忙しい人専用 『つくりおき食堂』の超簡単レシピ (扶桑社ムック) 」「忙しい人専用 『つくりおき食堂』の即完成レシピ (扶桑社ムック)」。
SNSで好評だったレシピを中心に集めたベスト版「忙しい人専用 つくりおき食堂の超ベストレシピ (扶桑社ムック) 」も好評発売中。
また、まりえさんのYouTubeチャンネルでは5日分のお弁当をまとめて作ってお金と時間の両方を節約できる「まるごと冷凍弁当5日分」を紹介しています。
https://www.youtube.com/channel/UCuJkgxwEDMB_MZjH-itA4qQ
(編:GourmetBiz編集部)