子どもから大人まで愛される卵サンドですが、意外と火加減が難しいんですよね。
なんと、今回は電子レンジで作れちゃう『ふわふわ卵サンド』の簡単レシピをご紹介いたします!
断面が美しい『ふわふわ卵サンド』。お店で食べるような出来栄えですよね。
こちらのレシピを考案したのはYouTubeチャンネル『食事処さくら』(以下:さくら)さん。
さくらさん曰く「焼いたり湯煎したり、いろいろ試したんですが、レンジが一番簡単なのに一番美味しかった」作り方とのこと。
さくらさんが試行錯誤して辿り着いた逸品、是非ご自宅でお試しください。
■バターの代わりにからしマヨを使用!
今回の記事で取り上げている動画はこちら。
材料はこちらです。
・卵 …………… 3つ
・食パン ……… 2枚(8枚切り)
★塩 …………… 2つまみ
★砂糖 ………… 小さじ1.5
★牛乳 ………… 大さじ4
◎みりん ……… 大さじ1
◎片栗粉 ……… 小さじ1
・マヨネーズ … 大さじ1
・からし ……… 2g
■片栗粉を入れて水分を逃がさない!
次に作り方です。
【1. 容器に油を塗る】
今回使用したのは、食パンより一回り小さい正方形型の容器。さくらさんはダイソーで2個入りのものを購入したそう。
このサイズとこの形であれば、食パンの上に卵を乗せた時に形を整える必要がないので楽なのだとか。
容器を準備したら、油を染みこませたキッチンペーパーを使って容器の内側に油を塗っていきます。
【2. 卵をしっかり溶く】
卵を3つとも容器に割り入れたら、黄身と白身が完全に混ざるようにホイッパーで混ぜます。
さくらさん曰く「白身の塊が残っているとそこだけ『プク~』って膨れて形崩れたり、見た目も黄色と白に分かれているとあんまり美味しそうじゃない」とのことなので、しっかり混ぜるようにしてください。
【3. 卵に味付けをする】
黄身と白身をしっかり一体化させたら、★を入れて再度混ぜます。
★砂糖 ………… 小さじ1.5
★牛乳 ………… 大さじ4
牛乳を入れることで「ふわふわ」になるそう。豆乳やアーモンドミルク、水で代用することもできますが、コクを加えたいのであれば牛乳がオススメとのこと。
みりんと片栗粉は別容器に入れて混ぜてください。
◎片栗粉 ……… 小さじ1
さくらさんが言うには「片栗粉をそのまま卵に入れちゃうと溶けずにダマになっちゃうので一回みりんで溶いて」加えると「卵や牛乳の水分を外に逃げにくくして水分を保つ」ことができるため、卵がふわふわになるそう。
さらに「たったこれだけで仕上がりが別物になる」とのことなので、このひと手間も大切にしてみてください。
◎を混ぜたら、卵に入れてしっかり溶かします。
【4. 食パンにからしマヨを塗る】
マヨネーズとからしを合わせておきます。
ラップの上に冷蔵庫から取り出した冷たい食パン2枚を並べたらからしマヨを隅々まで塗ってください。
通常サンドウィッチにバターが塗られるのは「美味しいからじゃなくてバターの油で、パンに具材の水分が染みこまないようにする」ためなのだとか。
しかし、バターを常温に戻すのは手間がかかるため、今回はサッと塗れるからしマヨを使用。食材の水分でパンがベチャつかないように食パンには両面しっかり隅々までからしマヨを塗ってください。
【5. 卵をレンジで温める】
3をレンジで温める前に片栗粉が沈殿している可能性があるため、もう一度しっかり混ぜてください。
この時蓋は軽くズラして、600Wのレンジで1分半加熱します。
【6. 再度温める】
5をレンジから取り出したら、ホイッパーで混ぜて卵を細かくします。
さくらさん曰く「レンジで一気に過熱しちゃうと、どうしても加熱むらができるので一度中の温度を均一にする必要がある」とのこと。
少し面倒に思う作業かもしれませんが、これをしないと「火の入り方や食感が変わってきちゃう」そうなので、さくらさんは大事な工程だと言います。
しっかり混ぜたら、600Wで1分30秒加熱します。
卵の固さはこれぐらいが目安。表面の卵液が動くぐらい緩い場合は、追加で10秒ずつ加熱し、動かないようにしてください。
表面が半生の場合は余熱で火が通るため、そのままで良いそう。
【7. パンの上に卵を乗せる】
パンの上に卵を乗せます。
卵がアツアツのうちにパンで挟んだらラップで包みます。
「サンドウィッチは少し馴染んでパンと卵が一体化している方が美味しい」ため、卵がつぶれない強さで手でギュッと整えて5分置きます。
この時冷たい食パンが卵の熱で温められてちょうど良い温かさになるとのこと。
【8. 切る】
5分経過したら包丁で7を切ります。
仕上がりはボリューミーな見た目に。
■まるで喫茶店の卵サンド!感動レシピに視聴者も絶賛
火を使わずにふわふわな卵が出来上がる今回のレシピに、ネット上では
「えぇー 厚焼き卵サンドって 買うと お高いのに、こんなに簡単に作れるなんて」
「喫茶店の厚焼き玉子サンドが超大好きな私にとって どストライクのレシピです これが家で作れるなんて 最高に嬉しい」
「一人暮らしの男子でも作れそうな簡単美味しいレシピですね」などの声が上がっています。
今回のレシピのポイントは「片栗粉で水分を保水すること」というさくらさん。卵サンドのアレンジとして、ハムを入れたり、チーズを入れたりするのもオススメだそうです。
まるで喫茶店で食べるような卵サンドがレンジで作れる『ふわふわ卵サンド』。簡単なので子どもと作っても楽しいかもしれません。ぜひご家庭でご賞味ください。
■画像、レシピ提供:YouTubeチャンネル『食事処さくら』
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(編:GourmetBiz編集部)