株式会社成城石井は2015年秋に、新業態「成城石井 SELECT」をオープンすることを発表した。
同店は、同社初のワインバー「Le Bar a Vin 52 AZABU TOKYO」以来、2年ぶりに手がける新業態である。同社こだわりの商品からさらに「セレクト(厳選)」した2000アイテムが、わずか10坪程度の店内に集結。小さな店舗に「今」を代表する商品を集めることで、高感度でスピード感を重視する消費者の「今」欲しいという思いが瞬時にリンクする、先進的で魅力的な店舗となっている。
今年は、豊橋駅と名古屋駅太閤口の2店舗を出店。新たな狭小店舗フォーマットにチャレンジすることで、同社の出店余地を広げることができ、これまで以上に消費者の生活に寄り添った出店が可能となる。
【2年ぶりの新業態「成城石井 SELECT」の狙い】
同社は現在、128店舗を展開し、売場面積20坪から190坪といった多彩な店舗形態を展開してきた。その土地ごとの特性や来店客のニーズを第一に考えた店作りを行ってきたことが同社の成長の源泉であるとし、現在も全国各地の消費者から出店を希望する声が寄せられているという。
今回、新業態として狭小店舗の出店を行うことは、消費者の期待に応え、持続的な成長を計る上で非常に重要な挑戦となる。新たな店舗フォーマットによって、今までは実現できなかった駅構内や空港、サービスエリアといった集客力がある立地においても、狭小な面積で出店することが可能となる。
【“おいしい”が詰まった、まるで宝石箱のような店舗】
新業態は、成城石井のエッセンスを限界まで凝縮し、既存の最小店舗(成城石井グランゲート東京駅店)の約2分の1にあたる、10坪前後の売場面積への出店となる。
10坪という限られたスペースの中には、同社の「今」を代表する人気商品、1500~2000アイテムが揃う。「今」を感じ取る高い感度によって自信をもって「セレクト(厳選)した」アイテムだからこそ、現代のスピード感を重視する高感度な消費者も、買いたいものが迅速かつ安心して見つけることが可能となる。
また、出店する地域・場所の特性を勘案し、同店のために約280アイテムを新規で開発・導入。旅・出張の移動中に食べたくなるようなローカル弁当や飲料、小容量の菓子、ちょっとした手土産に渡したくなるような自家製デザートや輸入菓子、自宅に持ち帰って味わいたくなるような自家製惣菜やワインなど、狭小な店舗ながらもどのようなシーンでも利用することができるブランドとして展開する。
さらに、月ごと、日ごと、時間ごとに、おすすめの商品が次々に入れ替わるのも、狭小店舗ならではの特長。いつ来ても新しい驚きを感じることができる。
【「成城石井 SELECT」年内の出店は、豊橋駅と名古屋駅太閤口】
今年は、豊橋駅構内と名古屋駅太閤口の2店舗を出店。東京と大阪を結ぶ中間地点でもある愛知県は、将来交通網が進化していくことでますます重要な経済圏になることが予想される。そのような同県に新業態を出店することで、同社の魅力のひとつである多彩な店舗形態に磨きをかけていくとしている。
【店舗概要】
1.成城石井 SELECT 豊橋店
・店舗所在地:愛知県豊橋市花田町西宿無番地 JR豊橋駅在来線改札内
・開業日:2015年10月15日(木)
・営業時間:8:00~22:00
・売場面積:10.5坪
・取扱予定商品:惣菜・弁当・菓子・グロサリー・酒・パン・乳製品・雑貨
2.成城石井 SELECT 名古屋駅太閤口店
・店舗所在地:愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号
・開業日:2015年12月11日(金)
・営業時間:7:00~23:00
・売場面積:6.7坪
・取扱予定商品:惣菜・弁当・菓子・グロサリー・酒・パン・乳製品・雑貨
Copyright © SeijoIshii