いよいよ夏本番、旅行への意欲も最高潮ですね。
日本全国の道の駅を巡りまくっている「道の駅ガチ勢」のタビビトさん(仮名)に「大分県」のおすすめショートトリッププランを聞いてみました。
隠れた名物を楽しめる弾丸プランをぜひご覧ください。
■日本にもナイアガラがあるの!?絶景間違いなし「原尻の滝」
今回、周遊するエリアはこちら。
まずは、東洋のナイアガラと呼ばれている「原尻の滝」。
「東洋のナイアガラ」は日本に3か所あり、ほかに群馬県沼田市の「吹割の滝」、鹿児島県伊佐市南部の「曽木の滝」があります。
原尻の滝は、山の中ではなく平野の田園の中にある巨大な横長の滝であることがポイント。
「東洋のナイアガラ」の中では2番目に大きな滝で、幅120m、落差20mとされています。
平野部にあるため、滝の真上、真横、滝つぼの近くからの景色や、吊り橋からの眺めなど、様々な角度から楽しめるので飽きることなく眺めていられます。
吊り橋も絶景です。
一般的な滝は高いところから下の滝つぼへ向かって流れ落ちる、帯のような縦長のものですが、ここまで様々な角度から眺められると見応えがあるので「滝好き」の人には大好きな滝の一つになるかと思います。
■「原尻の滝」そばの道の駅に「チューリップソフト」
原尻の滝のすぐそばには道の駅があり、4月にはチューリップ祭りが開催されます。
大規模なお祭りで、お祭り開催中は、車を道の駅に停めることができないので指定の臨時駐車場に停め、シャトルバス(往復200円)で会場に向かいましょう。
思った以上に色とりどり、たくさんの種類のチューリップが植えられていて、春の訪れを実感できます。
そして、お祭り期間限定で販売される「チューリップソフト」がおすすめ。
チューリップ味なのでしょうか?おそらくイチゴ味なのですが、目の前に広がるチューリップを眺めながら後を引かない甘さと濃厚なミルクのコクを味わうと、チューリップを食べているかのようなとても可愛らしい気分になるのがエモいです。
持ち手部分は、カップ、普通のコーン、ワッフルコーン、黒い炭入りのワッフルコーンがありますが、特に炭入りのワッフルコーンがおすすめです。
黒にピンクのカラーリングがインパクト大ですね。
また、通年で「はちみつカボスソフト」も売られていますので、お祭り期間ではない時期も楽しいです。
「はちみつカボスソフト」は、カボスの爽やかな酸味と強い香りをはちみつの甘さが包み込んでくれるような、こちらも非常においしいソフトクリームでした。
■「荒城の月」のモデルの城!
さて、次は「岡城跡」です。
このお城は、小学校の音楽の授業で習う「荒城の月」のモデルになったお城です。
そのため、作曲者である滝廉太郎の像が建っていたり、休憩室にストリートピアノが置かれていたりと、お城としては少し変わった光景が楽しめます。
すでに本丸などの建物は失われてしまっていますが、断崖絶壁の上に、広さ100万平方メートル(東京ドーム22個分)の敷地が広がっており、美しい石垣が各所に見られ、非常に見ごたえがあります。
■「想夫恋(そうふれん)」総本店があります!
旅のしめくくりには、大分のグルメ「日田焼きそば」を堪能しましょう。
日田焼きそばは、鉄板で麺を強めに焼いて下がパリパリになっているのが特徴です。
九州でチェーン展開されている「想夫恋(そうふれん)」というお店の本店が大分の日田にあります。
総本店でしゃきしゃきのもやしとパリパリの麺のハーモニーを楽しんできました。
おすすめは、目玉焼きトッピング。
途中で黄身を割って麺に絡めると、濃厚な黄身とソースと麺の香ばしい風味が重なって更に美味しいですよ。
他にも、トッピングやスープの種類がたくさんありますので、お好みの組み合わせを見つけてみても良いかもしれませんね。
今回は1日でまわれる大分県のおすすめプランを紹介しました。
コンパクトながら「日本3大ナイアガラ」の一つ、「荒城の月」のモデル、想夫恋(そうふれん)の総本店と、名物といえる場所を巡れるので充実感が期待できますよ。
大分県には、有名なものがいくつかあり、全国的に別府・湯布院、グルメであればとり天や中津のから揚げ、日本一の高さを誇る「九重“夢”大吊橋」、山が好きな方にとっては九重連山などが有名でしょうか。
今回は、大分県で全国的には有名でないけれどもちょっと変わった、遠方からの来訪者にも地元の方々にもぜひお勧めしたいスポットやグルメをご紹介いたしました。
ぜひお出かけの参考にしてみてくださいね。
(編:GourmetBiz編集部)