無類のコーヒー好きの皆さん、1人分ドリップ問題をとうとうダイソーさんが解決してくれましたよ。
(画像:時事)
■ダイソーの「ドリップバッグスタンド」にガチ勢大歓喜!?
今回私が購入したのは、ダイソーで見つけた『ドリップバッグスタンド』(税込 110円)です。
「あ!これは…すごい」
すでに、勘の良いコーヒー好きの方はお気づきかもしれません。
そう、一人分専用のドリップバックはこれまでバック部分が浸ってしまうため、コーヒー好きから嫌厭されてきたのですが、こちらはバックが浸りません!
1人分でも美味しくドリップできるのです。
スペシャリティコーヒー大好きな編集部のコーヒーガチ勢がざわついています。
実際に使ってみました。
左側が従来の1人用ドリップバック。
ドリップバッグがひたひたと浸かっています。
違いは一目瞭然ですね。
コーヒーの抽出は3回以上に分けてお湯を注ぐのが一般的ですが、最初から2回目までの抽出で出たものが美味しい部分。
3回目の注ぎでは、アクやえぐみ苦味が出てしまわないように、なるべく全部落とし切らず途中で切り上げた方がよいとされています。
しかし、左のような一般的なドリップバックの場合、3回目の注ぎの際にひったひたな状態になってしまうため、アクやえぐみ苦味が滲み出るのは不可避です。
コーヒーガチ勢からすると「最悪」な状態になってしまいます。
これが上手く出来ないとなると苦いコーヒーが出来上がってしまうということです。
右の「ドリップバッグスタンド」は、最初の「蒸らし」工程から最後の注ぎまで浸らずに行うことが出来るため、無駄な苦味やえぐみを排除した本来の美味しさに近づくことが出来るようになっています。
お味については後ほど語るとして、まずは見た目からして抽出に差があることは歴然です。
■不思議な形だけど使い方はとっても簡単♪
使い方を説明します。
パッケージから出してみると、とっても不思議な形をしています。
これだけ見ると、一体何に使うのか分からないレベルですよね。
でも、使い方は意外と簡単です。
四隅を持って広げ、カップにセットするだけ♪
とても簡単ですが、強い力で広げたり急いで広げたりすると、壊れてしまいそうな脆さを感じたのでそこだけ要注意です。
まず、スタンドを軽く広げた後に、「く」の字になった伸縮パーツを優しく伸ばします。
四角になったら完成です。強い力は必要ありません。
使わないときは、逆の順序で折りたたむとコンパクトに戻ります。
収納場所を選ばないのも◎
■味は?やっぱ違うの?
肝心な味についてですが、マジで全然違います。
普段からスペシャリティコーヒーが大好きなガチ勢ライターが飲んだところ、「いつものドリップで抽出したときとあまり違いを感じることなく本格ドリップに近い味わいを楽しむことが出来る」と満足の様子。
一方で、「ブラックコーヒーが苦手でいつもは砂糖をたっぷり入れて飲んでいる」そんなライトなコーヒー好きライターが飲んだところ、「手が止まらなくなるほどゴクゴクと飲める。それほど、おいしい」と驚いていました。
最初は「え、え、気のせい!?」と半信半疑で、両方を何度も飲み比べたのですがやっぱり違うようです。
明らかにスタンドを使ったほうが飲みやすくて、今までとは全然違います。
便利グッズだと思っていたのが、ここまでおいしくなるとは衝撃でした。
■意外な場所に置いてあるので売り場に要注意!?
いつも飲んでいるドリップコーヒーが、めちゃめちゃおいしくなるアイテムなのですが、売り場に要注意です。
このアイテムはコーヒーコーナーではなく、アウトドアコーナーで発見しました。
コーヒー好きの人に見つけにくい場所にあるなんて、なんだかもったいない。
インドア派の人にも、気がついてほしい素晴らしいアイテムです。
アウトドアシーンだけでなく、お家時間を格上げしてくれる画期的なアイテム。
コーヒー好きを長年悩ませてきた「一人分」を手軽に美味しくドリップしたい問題。
ダイソーさんがまた解決しちゃいましたね!
■商品名:ドリップバッグスタンド
・価格:110円(税込)
・商品サイズ:9.3cm ×1.6cm ×7.2cm
・内容量:1個入
・耐熱温度:120℃
※商品情報は掲載時点のものです。内容は個人の感想です。
(編:GourmetBiz編集部)