株式会社日の出興産は、同社プロデュースによるハラルメニューを提供するラーメン店「Halal麺亭 祇園成田屋」を、10月5日、京都観光の中心地・祇園にオープンすることを発表した。
ハラルとは、ムスリム(イスラム教徒)の戒律を守り、豚(豚由来のものを含む)とアルコールを使わない食事のことで、現在のムスリム人口は16億人と全世界人口の約4分の1を占める割合まで増えているという。
今後は日本に滞在するムスリム人口も大幅に増えると見込まれているが、世界一の観光都市となった京都においては、さらなる増加が予想される。
同店はマレーシアのジョホールバルにて、ハラル認証取得に際し審査が一番厳しいとされるマレーシアハラルを2014年に取得。
イスラム圏からの観光客により良い京都観光を楽しんでもらいたいとして、日本食として人気のラーメンを100%ハラールで提供する。
麺は、国産小麦を使用した自家製の中太平打ち麺。「無添加」「無化調」「オーガニック」に徹底的にこだわり、厳選された素材を使用しており、ムスリム以外の人にとってもヘルシーで良質な栄養たっぷりの一杯となっている。
全ての食材がハラル対応、アルコールの販売も一切行わないほか、来店したムスリムの人々が利用できるお祈り室と清めの洗い場も完備されている。
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