史上最高レベルに人類の旅行欲が高まっている2023年!
我々は日本全国の道の駅を巡りまくっている「道の駅ガチ勢」のタビビトさん(仮名)におすすめのショートトリッププランを聞くことが出来ました。
今回は、三重の道の駅周辺で「マンボウ」の唐揚げを食べたり、「獅子」や「ウミガメ」を見たり珍しい物にたくさん出会えるプランです。
マンボウ!?それって食べられるの!?驚きの連続の弾丸プランをぜひご覧ください。
■いきなりすごっ!ウミガメがいるの?
今回、周遊するエリアはこちら。
■道の駅「紀宝町ウミガメ公園」
全国で唯一ウミガメ保護施設が併設する道の駅です。
入場無料の施設で、どなたでもウミガメを観察する事ができます。
とてもおいしいモーニングコーヒーで朝からほっこり癒されます。
しかも、中部ブロックの道の駅スタンプラリーを一度でもクリアすると、「中部道の駅ゴールドカード」がもらえるのですが、その特典でなんと、ここのコーヒーが無料になるそうです。
更にお得感でほっこりしますので、お時間に余裕のある方は、道の駅スタンプラリーに挑戦してみてください。
期限は特にありませんし、他の施設でも受けられる特典がてんこ盛りです。
そして、ここへ来たら是非、附属のウミガメの飼育施設を覗いてみてください。
「ガメラの孫」「野生絶滅した亀」「世界で最も美しい亀」「超希少なウミガメ」などを実際に間近で見ることができるのです。
ウミガメさんに癒されましょう。
■丸山千枚田(まるやませんまいだ)
「千枚田」は分かりやすくいうと段々畑の田んぼ版です。
傾斜地にある田を棚田(たなだ)と呼び、丸山千枚田は棚田群が一望できます。
実際には千枚以上の田があるそうです。
あまり車を止めるスペースが多くないので人があまりいない、朝の早い時間帯に訪れるのがおすすめです。
私が行ったときは稲を刈り取った後でしたが、田植えの時期や、黄金色の稲穂の時期など、行くたびに景色が変わりますので、何度でも訪れてみてください。
毎回違った景色が楽しめます。
■道の駅 熊野・花の窟
道の駅の奥には、「黄泉の国と接する場所」と伝えられている日本最古の神社「花の窟(はなのいわや)神社」があります。
JAFの割引や、道の駅ゴールドカードの特典で大福やみたらし団子がいただけます。
みたらし団子は、古代米のお団子です。
他にも、古代米のうどんなど珍しいものもあるので、小腹がすいていたらここでお昼をとっても良いでしょう。
是非、断崖絶壁の下で、靴を脱いでお祈りしましょう。
パワースポットとしても有名な場所です。
■天然記念物の岩がすごい!
■獅子岩〜鬼ヶ城
国道42号の七里御浜沿いにある「獅子岩」は、その名の通り獅子に似た形をしています。
このように獅子そっくりの姿を写真に収めるには、角度が重要です。
この角度を、是非探してみてください。
その先にある「鬼ヶ城」とともに天然記念物に指定されています。
体力に自信のある方は、是非「鬼ヶ城」まで歩いてみてください。
「鬼ヶ城(おにがじょう)」は、三重県志摩半島の複雑なリアス海岸の最南端にあたります。
荒波と大地震の隆起によって作られた巨大な「鬼の岩屋」が見どころです。
岩屋の中に立ってみましょう。
強く打ち寄せる波の音を聞きながら、目の前に広がる藍い海を心行くまで眺めていると、日常の嫌なことを全て忘れられそうです。
歩き疲れたら是非、鬼ヶ城の入り口にあるお土産屋さんで、「にいひめウォーター」を購入しましょう。
優しい甘さと爽やかな柑橘の香りが、体中を癒してくれます。
味が濃すぎず、甘すぎず、スポーツウォーターのように体に染み渡ります。
※鬼ヶ城は、断崖絶壁に作られた道で、足元が悪い区間が多々あるため足に不安のある方は、最初の見どころ「鬼の岩屋」で引き返してください。
■お魚のマンボウ、食べられるそうです!
■道の駅紀伊長島マンボウ
ここでは、珍しい「マンボウの串焼き」や「ガスエビの串焼き」が食べられます。
ガスエビは、あまり市場には出回らないこの地域ならではのエビです。
甘エビを焼いたようにとっても甘みが強く、かつエビ独特の触感がしっかりとあるとてもおいしいエビです。
マンボウは、なかなか食べられるものではないのでこちらもご賞味いただきたい一品です。
味や触感は、タラによく似ています。(あくまで個人の感想です)
本当に非常においしいので、タラが苦手な方以外は人生で一度は試してみることを強くお勧めします。
●道の駅 奥伊勢木つつ木館
最後に、道の駅「木つつ木館」に車を停めて、徒歩で鳥居の奥へ。
「瀧原宮」(たきのはらみやと読みます)という、とても綺麗なお宮がございます。
喧騒からかけ離れた、静謐な森の空気に包まれて心穏やかに、今回の旅が安全に終わったことのお礼をしましょう。
道の駅に車を停めさせていただいたお礼を兼ねて、ご友人、ご家族や自分へのお土産に奥伊勢の工芸品である木工細工など、購入してみてはいかがでしょうか?
そして、私がとても楽しみにしていたラベンダーアイスは…。
私が訪れたコロナ流行時には作れなかったそうで、お店には「ラベンダーアイスをこよなく愛する皆様へ」という張り紙がされていました。
「同じ紫つながりで…」と販売されていた巨峰アイスを購入したのですが、これはこれで非常に美味でした。
コロナが明けて現在はきっと、ラベンダーアイスが作れるようになっていると思うので皆さんはぜひ、ラベンダーアイスをご賞味ください。
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「道の駅ガチ勢」のタビビトさん(仮名)、どうもありがとうございました!
個人的にはマンボウとガスエビという、とんでもフードが出てきたところがクライマックスでした。
さすがガチ勢さんだけあって、各スポットへのリスペクトがあり礼儀礼節をもった来訪は旅の参考になりますね。
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(編:GourmetBiz編集部)