国内外食事業を展開するワタミフードシステムズ株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役社長:清水 邦晃)は、行政や企業・団体と連携し、増加が続く外国人旅行者を対象とした完全予約によるインバウンド専門の日本食専門店「銀政-GINMASA」を11月1日(日)に東京都港区六本木にオープンすることを発表した。
■開発の趣旨
居酒屋業界において、訪日外国人の利用の急拡大が見込まれている。今年5月より訪日外国人を対象とした来店促進に力を入れており、今期5万人だった計画を上方修正し、約10万人の集客を見込んでいる。
現在、ワタミグループは海外で「和民」など101店舗の日本食レストランを展開し、年間約1200万人の来店がある。国内でも外国人の利用が多いアメリカンカジュアルレストランチェーン「TGIフライデーズ」を14店舗運営しており、これらの事業で培った商品・サービスのノウハウを活かして、“居酒屋文化”を中心とした“和食”の素晴らしさを世界に発信するため「銀政-GINMASA」を出店する。
■行政や企業・団体と連携し、集客システムやサービスの充実
同店では、自社のみならず、都道府県庁や旅行代理店などと連携し、集客やメニュー開発、演出などを実施。また、旅行会社やカードブランド等の海外企業とも連携して積極的に展開する予定。
【 集客 】
来店客を外国人旅行者に限定した完全予約制とし、エイチ・アイ・エス株式会社や、JTBグループで訪日外国人旅行専門とする株式会社JTBグローバルマーケティング&トラベルなどの旅行代理店と送客提携し、集客を行う。
海外では、UnionPay(銀聯カード)ホルダーへの限定特典が用意される予定。また、ツーリズムマーケティング・プロモーションを行う中国企業のサイバーマートなどとも提携を強化し、集客に繋げる。
【 サービス 】
株式会社USENと連携し、演出の為の音響システムなどを充実。また、大手メーカーとも連携し、お土産用途とする各種調味料の販売なども行う。
さらに大日本印刷株式会社の協力のもと、映像システムやフォトサービスで地方PRにも注力する。
※浴衣の貸出しサービスも実施される。
・7か国語対応web予約システム(英・中〈繁・簡〉・韓・仏・独・西・伊)、翻訳コールセンター(TV電話)常時設置
・多言語ツール「Yubisashi」導入(英語、中国語、韓国語、タイ語、台湾語)
・メニュー「英・中・韓」標準、英語スタッフ配置
■メニュー情報 ~炉端焼きのライブ感あふれる空間を演出~
訪日外国人をターゲットとし、日本を代表する高級料理、鮨・てんぷら・鍋・すき焼き・しゃぶしゃぶの他、ハーフビュッフェとして、大衆日本人に人気のあるメニューであるラーメン・煮物・お好み焼き・焼きそばなどを提供する。
(目の前で調理風景を見ながら炉端焼きのライブ感・シズル感、鮨にぎりなど日本の食文化を体感できる)
<コース料理の例>
◆2000円(税別)
【本格的な「WASHOKU」を楽しむ贅沢ランチ】
◆5500円(税別)
【小田原鮮魚寿司と短角和牛ステーキのディナー】(炉端を囲む体験型ハーフビュッフェ付)
■タイアップとして「京都フェア」を開催
「銀政-GINMASA」と地方行政とのタイアップ1号として、ワタミフードシステムズ株式会社は京都府と協力し、11月より、「京都フェア」を「銀政-GINMASA」六本木店で開催する。店内で京都産の商品の販売や、京都観光のPR映像の放映を行い、日本の文化や魅力を世界に発信する。今後も「食」に留まらず、「日本酒」「地方・観光」「音楽」などテーマを設けて、各都道府県庁やアンテナショップなど異業種とのコラボレーションを進め、訪日外国人向けのご当地PRの場として活用が期待される。
▼ワタミグループ:http://www.watami.co.jp/