超手抜きで美味しいもの食べたい時にうってつけなのがカルディのカレー。
何種類かあるなかで、なんとなくなぜかずっとスルーし続けてきたあのカレーをついに買ってみました。
■パラックパニールほうれん草のカッテージチーズカレーは都会のカレー!
「パラックパニール ほうれん草のカッテージチーズカレー」です。
カルディのカレー棚をチェックする時にいつも「ほうれん草かー…」と興味を持って手に取ってみた経験がある人も多いのではないでしょうか。
「たしかに自分で作るにはミキサーを使用しなければならないしチーズが家にあるものではなく調達しなければならないし、手間がかかりそうだからレトルトが便利でいいな」と思いつつ、なぜか「棚に戻す」ということをこれまで何度繰り返してきたことか。
そのずーーーーっとスルーし続けてきたカレーを今回は購入してみました。
商品説明によると、ヒンディー語で「パラック」はほうれん草、「パニール」はカッテージチーズを意味し、たっぷりのほうれん草の旨みをベースにあっさりとしたカッテージチーズを加えて仕上げた、北インドを代表するカレーです。動物性のブイヨンは一切使わず、スパイスと野菜の旨味だけで作っているのだそう。
ヒンディー語はインドの中部や北部で話されている言語だそうです。
北部ってどこ?という方に分かりやすくざっくりいうと、デリーなどがあるインドの中心的場所でヒンディー語はインドの公用語です。
なので、普通にほうれん草とチーズのカレーだよと書いてあるということです。
なんとなく「北インドを代表するカレー」と書かれると方言バリバリの郷土料理カレーか何か?と捉えそうになりますね。
例えば「福岡県の代表的な郷土料理『がめ煮』」とか「奈良の郷土料理『のっぺ汁』」とか「宮崎県の根菜煮『ざぶ汁』」とか…そういったおふくろの味的なものというよりむしろ都会のカレーかと思われます。
「宮崎のがね」「和歌山のうずみ」「鳥取のいぎす」「茨城のつけけんちん」…さすがにもうやめますが、とにかくそういう郷土料理というよりも「都会のカレー」なのではないかと思います。
■優しさとほうれん草の香りとチーズのキュッと感と…
さて、さっそく温めてみました。
カルディに売ってるチンするだけで食べられるサフランライスも一緒に添えてみました。
匂いは本格的なカレーのスパイシーなもの。
一口目をぱくっ。
あれ?優しい。
辛味はほとんど無し。
ほうれん草の味がしっかりしています。
最初にほうれん草の香りがふわっとし、後からチーズの塩味がきますがそれもしょっぱすぎずまろやか。
本格的なカレー店で食べてるくらい美味しいです。
食べ進めるほどに「すごい美味しい」と思わず口にしてしまうほど。
ごろっとしたチーズは、意外にもあまり味はせずキュッとした食感が好印象。
とにかく胃もたれせずに軽く食べられるので夏バテの時などに食べやすそうです。
辛味がほとんどないのが優しくてよいですね。
口が慣れてくるとチーズカレー感が強くなってきます。
■自分に驚き!普段使い用に大量ストック!
ここで、パッケージの材料に目をやってみます。
マッシュルーム、玉ねぎ、トマト…。
マッシュルーム感はあまり感じないですね。
玉ねぎやトマトが溶けて入っているんだろうなという感じはすごくしました。
インドは暑い国なので香辛料で食材が腐らないように工夫されているそうですが、あまり辛くないというところが「インドの都会」とはそういうことかと思わされました。
日本でも都会のカレーというと「グリーンカレー」なんかは普通の色と違うというところがオシャレって感じがしますよね。
それと同じように普通の逆、というところが「都会」って感じがしました。
そして、ずーっとスルーしてたのがもったいなかったなぁと、今までで一番好きかもしれないです。
まさかあんなにスルーし続けてきたのに、普段使いに大量ストックを決め込むことになるとは、自分でも驚きです。
まだ食べた事ない方は、ぜひ試してみてくださいね。
商品名:インドカレー パラックパニール 180g
・原材料名:
ほうれんそうペースト(国内製造)、チーズ、炒めたまねぎ、トマトペースト、クリーム、なたね油、乾燥炒めたまねぎ、香辛料、乾燥マッシュポテト、食塩、にんにく、こまつなペースト、おろししょうが、(一部に乳成分・大豆を含む)
・内容量:
180g
・容器の種類:
レトルトパウチ
※商品情報は掲載時点のものです。内容は個人の感想です。
(編:GourmetBiz編集部)