「激ウマ、異次元の美味さ」神レベルのラオタが雄叫び!ガチで【度を超えたラーメン店】がオープン

投稿日:2023/05/20 10:01 更新日:

東京・池袋に「異次元の美味さ」のラーメン店が誕生したようです。

JapaneseRamen五感@池袋

※こちらの記事は、ラーメン官僚・田中一明さんの了承を得て執筆・編集をおこなっております。

■東京・池袋「Japanese Ramen 五感」は「激ウマ、異次元の美味さ」

ラーメンを20年以上食べ続けてきたガチ中のガチのラオタであり、「ラーメン官僚」の愛称でテレビ等でも親しまれている田中一明さん。

生涯通算18,000杯超のラーメンを食べ、現在も年間700杯のラーメンを食べ続けていながら本業は官僚という神レベルのラオタです。

ラーメン好きなら知らない人はいない有名人・ラーメン官僚が「超高水準」「激ウマ、異次元の美味さ」と絶賛するのは「Japanese Ramen 五感」。

東京・東池袋にあります。

2022年4月まで「麺屋 六感堂」があった場所(六感と五感で通ずるものがありますが全くの無関係)に2023年4月にオープンしたばかりの新店です。

さっそくツイートを紹介しますが、こちらが「塩らぁめん」。

「醤油」と「塩」があり、この日は「塩」を注文したようですが本音はどちらも食べたかったのでしょうか「連食禁止となっており」と残念そうに語り「醤油」は別日に食べにくると宣言しています。

※連食とは同じ店で2杯以上のラーメンを続けて食べることで、行列必至の店など食べるまでのハードルが高い店に来た客が一度の訪問で食べたかったメニューを全てクリアしようとするもの。大食い目的ではなくコンプリート目的に近い手段として用いられる用語。

店側が「連食禁止」を掲げるということは、行列に並んでいる人になるべく早くラーメンが行き渡ることを優先したいということであり、その様子から既に相当な行列と人気ぷりが伺えます。

ラーメン官僚の評価はというと、「舌上でうま味が千変万化する傑作」とスープの出来を絶賛。

「ワンタンや麺も、超高水準。これは激ウマ、異次元の美味さに悶絶だ」とし、店自体の位置付けについて「オープン早々の段階から、2023年組のエース級店舗として高評価を獲得している優良店」と案内。

「今期オープンした新店の中で五指に入る水準」と、早くも今期のランキングを賑わせる存在であることを示唆しています。

さらに「ラーメン激戦区池袋復権の鍵となる店だと思う」と締めくくっていますが、これは長年ラーメンを食べ続けてきたラーメン官僚ならではの分析。

ラーメン好きにとって、名店や老舗店が奇跡の存在である一方で、新店が切磋琢磨し合いしのぎを削る形相もまたたまらない奇跡の瞬間。

「ラーメン激戦区」がまさに「激戦」状態に再び突入する瞬間の胸騒ぎを感じさせる結びとなっていました。

■使用食材のこだわりが度を超えてる…

後日、ラーメン官僚は2度目の訪問を果たしています。

前回の注文が「塩」でしたので今回は宣言通り「醤油」を注文。

同店の出汁について詳しくは後ほど記載しますが、「様々な種類の貝を用いながらも、風味が貝に支配されず」とあります。

貝類の出汁はインパクトや風味が強く出ることが多いものですが、多種の貝を使用していながら貝に支配されておらず、「鶏・昆布・醤油の魅力をも完璧に表現出来ている」のだそう。

この完成度について「驚嘆に値する」と驚きを隠せない様子。

「持ち帰りたくなるほど美味いスープに感無量」と、食した後でもまだ引き続き飲み続けたいくらい感動したようでした。

さて、出汁についてですがお店の案内を見てみると、「地鶏出汁は名古屋コーチンをベースに岩手県産いわいどり、鳥取大山鶏、みつせ鶏を使い天然羅臼昆布で旨みをプラス」とあります。

貝出汁は、千葉県産天然蛤(はまぐり)、北海道産天然あさり、千葉県産涸沼(ひぬま)しじみ、ホタテ貝柱を使用と怒涛の貝類ラッシュです。

涸沼しじみとは、ウニなどのように道具を使った採取が禁じられているほど貴重なしじみで、旨みが濃いのが特徴。ここにもこだわりを感じます。

続いて、トッピングに使用されている食材についてですが、「おにく」は銘柄豚を炭火焼きマルチオーブンでじっくり火入れ、肉自身の脂で薫香りを纏わせているそう。

さらに鳥取県産大山鶏胸肉を炭火焼きから低温調理、再度仕上げに炭火焼きを施しているのだとか。

岩手鴨胸肉も炭火焼きでじっくり火入れをおこなっているそうです。

ワンタンは岩手鴨のミンチを使用、地鶏味玉は奥久慈卵(おくくじらん)を使用。

奥久慈卵は、お箸でつまんでも崩れないくらい濃厚な黄身で有名なあの卵です。

メンマはラーメン界隈では言わずと知れた一流メンマである国産糸島メンマ。

さらに醤油は5種使用

器はミシュラン店などで使用されていることで有名な四季火土のものだそうで、「矢野考徳先生の手作りです」と記されています。

gokan

最後には「純国産ラーメンを目指し厳選した食材を使用しております。」と締め括られていました。

■力の源ホールディングス12年間従事を経て「Japanese Ramen 五感」を開業

「Japanese Ramen 五感」をオープンさせたのは、「一風堂」などを展開する株式会社力の源ホールディングスに12年間従事したという人物。

3年から5年ほどの修行期間をもって独立する人が多いなか、12年間は異例の長さと捉える人が多いようでラーメン好きから驚きの声があがっています。

2022年8月には自身のインスタアカウントで「8月末をもって12年間お世話になった力の源HDを卒業させていただくこととなりました。今後については個人事業にでラー麺店を開業させていただきます」と綴っています。

度を超えたこだわりとタフさを感じさせる新店「Japanese Ramen 五感」の誕生に池袋の新時代を感じる人も多いのではないでしょうか。

店名:Japanese Ramen 五感
所在地:東京都豊島区東池袋2-57-2コスモ東池袋101

メニューなどは投稿時点の情報です。足を運ぶ時には、お店のSNSなどで営業時間や臨時休業などの情報をチェックしてください。

画像、情報提供:かずあっきぃ《自称・超ラーメンフリーク》(@kazutan0264)
【田中一明さんのプロフィール】
田中一明(通称・ラーメン官僚かずあっきぃ)
1972年生まれ。東大卒の現役官僚でありながら「超・ラーメンフリーク」として年間700杯を超えるラーメンを、エリアを問わず実食。生涯通算18,000杯超のラーメンを実食。テレビ番組への出演、雑誌やムック本の監修、ポッドキャストの発信等により、ラーメン情報を精力的に発信している。「アウトプットは、着実なインプットの土台があってこそ説得力を持つ」という信条を持ち、新店から老舗に至るまで、47都道府県の店舗を探訪。信頼度の高さに定評がある。著書に「ラーメン超進化論『ミシュラン一つ星』への道」(光文社新書)など。

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