いまTwitterで、ヒガシマル醤油から販売されている「うどんスープ」がバズっています。
(画像はヒガシマル醤油公式HPより)
■実は知名度は全国区じゃない?うどんスープ難民の漫画が話題に
「ヒガシマル醤油」の「うどんスープ」への愛と意外な事実を漫画にしたツイートが大バズり。
漫画の内容はというと、実はCMが流れていない地域の人にとってに「うどんスープ」はメジャーな商品ではない場合があり、引っ越し先で「うどんスープ」を求めて困り果てていたところマダムたちの集合知によって助かるというもの。
ツイート主が地域の人々に聴きこみをする様子から察することができるのは、その地域ではうどんスープがなかなか売られていないということ。
さらに、分かった情報は「おでんの時期だけ売っているスーパーがある」「練り物コーナーで冷やされて売ってある」等々。
え?うどんなのに、練り物扱い?
この商品には、でかでかと「うどん」と書いてありヒガシマル醤油は「常温保存」を推奨しているにも関わらず、そんな公式の推奨を無視して冷やしてしまうスーパー。
うどんスープの売り場がスーパーによって異なることについて、ツイート主は「この粉で食べ物を煮込むと美味しい一品ができあがる」と捉えてホクホクするというほっこりした結末を迎えていました。
この漫画を見て、投稿者の“ヒガシマル愛”に驚く人や、共感する声があがっています。
また、この商品が置いてある場所について、ネット上では「たしかにこれ練り物コーナーで冷やされてるな」「うちの所では、ゆでうどんと一緒に冷やされてる」という声も。
■謎陳列には驚きに理由が!うどんスープは「おでんスープ」
CMが流れていない地域の人に念の為紹介すると、ヒガシマル醤油は歌が特徴的なCMで親しまれています。
このCMが流れていない地域ではうどんスープがあまりメジャーな存在でないことは分かりましたが、CMが流れている地域の人にとってはこんなに美味しいうどんが作れるスープとして認識しています。
ところが、ここからが驚きの事実。
今回の大バズりで「うどんスープ」について改めて語りたくなった人も多かったようで一方で、その「万能さ」について「あれ、なんでも美味しくなるもんな」とコメントする人も。
そして、この謎の陳列について「いわゆる『抱き合わせ』陳列方法なんだろうなぁ」と、他の商品と一緒に買ってもらうことをスーパーは勧めていると予想する人もいました。
実は、その予想はあながち間違いではなかったようで、うどん専用のスープかと思いきや、ヒガシマル醤油公式サイトのうどんスープのページを覗いてみると「毎日のごはんにもいろいろ使える」と謳っているではありませんか。
そこにはレシピまで掲載されていて、おでんの作り方が。
まだまだあります。炊き込みごはんや、かき玉汁。
なんと、サラダまで!?
練り物コーナーに置いてある理由が判明しましたね。
地域によってはうどん用のスープではなく、おでん用のスープとして親しまれているのかもしれません。
ここまでさまざまな料理に応用が利くとは知りませんでした。素晴らしいですね。
今回は、うどんスープにまつわる漫画に「ここまで慕われてたら、ヒガシマルうどんスープも幸せやと思う」とほっこりしつつ、その強い“ヒガシマル愛”に感化された人は多いのではないでしょうか。
調味料コーナーでうどんスープが見つからない時は、冷やされていないか、ぜひチェックしてみてくださいね。
(文:霧島みつき/編:GourmetBiz編集部)