[ちそう]食の実態調査隊では、世間の食・料理における実態を調査しています。今回調査したのは、
・牛乳を普段から飲むか
・どのくらいの頻度で飲むか
・牛乳を飲まない理由は何か
の3点です。それではさっそくみていきましょう。
牛乳の消費に関する調査の実施にあたる背景
今回、「ちそう」は「農林水産省」が行なっているプロジェクト「牛乳でスマイルプロジェクト」に参画しました。「牛乳でスマイルプロジェクト」は「更なる牛乳乳製品の消費拡大に取り組む」ことをスローガンにしたプロジェクトです。
そこで今回、食の実態調査隊byちそう( https://chisou-media.jp )では、
・牛乳を普段から飲むのか
・週に何回牛乳を飲むか
など消費量の調査や、食系サイト「ちそう」らしく「牛乳を飲まない理由」などについて調べてみました。
「牛乳でスマイルプロジェクト」:農林水産省
調査結果まとめ
普段から牛乳を飲むかどうかの調査結果をまとめると、以下の通りになりました。
・牛乳を普段から飲む人は69.3%
・牛乳を飲む頻度は毎日の人が24%
・普段から牛乳を飲む人は男女共に身長が高い傾向がある
・牛乳を普段から飲む人は美味しいと感じて飲んでいる
・牛乳を普段から飲まない人の大半は味が苦手と感じている
・普段から牛乳を飲まない人は自宅に牛乳があっても飲まないと回答
次の見出しからは、アンケート結果の詳細を見ていきます。
牛乳を普段飲む人は全体の69%
牛乳は体に良いといった印象があり、子供の頃から習慣的に飲む人も多いかもしれません。実際に、普段から牛乳を飲む人の割合は以下のとおりです。
・飲む:69.3%
・飲まない:30.7%
牛乳を普段から飲むといった人は全体の半数以上で、飲まない人の倍以上の割合だとわかります。
毎日牛乳を飲む人は全体の24%
普段から牛乳を飲む人の中でも、毎日と回答した人は全体の24%で最も多くなっており、理由は以下が挙げられます。
・美味しいから
・健康のため
・習慣になっている
・コーヒーに入れるから
・グラノーラやシリアルを朝食で食べている
牛乳を毎日飲む理由では味が美味しいといった理由が最も多く、ホットミルクにするのが好きといった回答もありました。子供の頃からの習慣だからとの回答もありましたが、大人になることで牛乳をそのまま飲むだけでなく、コーヒーやシリアルなどに入れて毎日摂取することも増えるようです。
普段から牛乳を飲む人は身長が高い傾向にある
牛乳を普段から飲む人は、日本人の平均身長よりもやや高い傾向にあります。これは男女共に共通しており、牛乳に含まれるカルシウムなどが影響していると考えられます。子供の頃からの習慣と回答する人も多く、成長期に牛乳を飲むことで、身長が高くなる可能性があると言えるでしょう。
牛乳を飲まない理由は「味が好きではない」が大半
牛乳を普段飲まない人へのアンケートで、飲まない理由については以下が挙げられました。
・味が好きではない
・匂いが苦手
・お腹の具合が悪くなる
・持ち帰るのが大変
・賞味期限が短い
牛乳を普段から飲まない人の中で最も多かったのは、味が好きではないとの回答でした。味のほか匂いが苦手という人も多く、子供の頃から苦手との回答もあります。また、日本人には乳糖不耐症の人が多く、飲むことでお腹の具合が悪くなってしまう人もいます。持ち帰りが大変なうえ、賞味期限が短いため、そもそも購入する気が起きない人もいるようです。
1日に推奨される牛乳の摂取量
牛乳を一日に飲む摂取量は、大人では200mlが推奨されています。200mlはおおよそコップ1杯分の量ですが、運動量が多いなら2杯飲んでも問題ありません。牛乳はカルシウムが多いことで知られていますが、三大栄養素である、糖質、脂質、たんぱく質をバランスよく含んでいる飲み物でもあります。
誘眠作用や鎮静作用が含まれている点は、ストレスを感じやすい現代人には嬉しい効果とも言えるでしょう。さまざまな料理にも使え、販売されている牛乳の量も豊富なので、購入時には使用頻度に合わせて選んでみてください。
【調査概要】
調査方法:ネットアンケート
調査対象:日本全国の男女(18歳以上)
調査期間:2023年2月27日(月)~2月28日(火)
回収サンプル数:365