ロイヤル顧客の反応可視化ツールを提供する株式会社スパコロ（本社：東京都港区、代表取締役社長：林 秀紀）は、全国15～69歳の10,112名を対象に実施した「ユーザー意識可視化調査 完全栄養食編」の結果を報告します。【スパコロ調べ】
近年、人が健康を維持するために必要な栄養素をバランスよく含んだ「完全栄養食（完全食）」が注目されています。完全栄養食は素早く、しかもバランス良く栄養を摂れ、栄養に対してカロリーや糖質が低い製品も多いことから、最近ではダイエット食としても注目を集め、多くのメーカーから製品が発売されています。
今回はそんな「完全栄養食」の認知・購買状況を明らかにするとともに、完全栄養食ブランドの例として「BASE FOOD」ユーザーの意識を聴取しました。
※スパコロでは、長く愛される・話題のサービス・商品から、独自の選定を行い【認知率】～【利用率】のアンケートデータを発信します。
スパコロは、企業が保有するアプリ・WEB顧客をモニター化し自社顧客データとアンケートデータの統合と可視化により、One to Oneマーケティングでの最適化を実現します。
【サービスサイトURL／事例企業掲載】https://bit.ly/3AZrvBc
■完全栄養食の認知・購買状況は？
全国の15～69歳の10,112人に聞いた完全栄養食の認知・購買状況では、認知率39.8％、購買経験.2％、1年以内購買率7.2%、１ヶ月以内購買率5.1%でした。
現在、完全栄養食は約４割の人に認知され、約１割の人に購買経験があることがわかる結果となりました。
■BASE FOODを購買するきっかけとなった情報接触は？
ここからは完全栄養食ユーザーの意識を把握すべく、完全栄養食ブランドのBASE FOODを例に挙げユーザーの意識を見ていきます。
まず、ユーザーはどんなところから情報を得てBASE FOODの商品を購買しようと思ったのでしょうか。BASE FOOD購買経験者に聞いた購買するきっかけとなった情報接触は上位から､「小売店」(33.3％)、「SNS」(27.0％)、「テレビ番組/テレビＣＭ」(22.3％)、「インターネット上の広告」(20.2％)と続きます。
■BASE FOODの満足している点は?
BASE FOOD購買経験者に聞いたBASE FOODの満足している点は、上位から「小腹を満たすのにちょうどいい」(29.2％)、「糖質・カロリーが高すぎない」(26.5％)､「コンビニで手軽に買える」(24.9％)､「健康維持につながる」(23.7％)が続いています。
上位には“ダイエット”や“健康“に関連する項目があがる結果となりました。
■BASE FOODの不満に感じている点は?
BASE FOOD購買経験者に聞いたBASE FOODの不満に感じている点は、上位から「価格が高い」(34.8％)でした。次いで「コストパフォーマンスが悪い」(17.7％)､「味がおいしくない」(17.3％)､「味の種類が少ない」(13.6％)と続く結果となりました。
■購買未経験者の購買意向は？
完全栄養食購買未経験者のうち、完全栄養食のことを知って購買したいと考える人はどのくらいるのでしょうか。完全栄養食購買未経験者に対し完全栄養食の概要を紹介し購買意向を聞いたところ、「とても購入したい」(4.0％)、「やや購入したい」(18.5％)､「どちらともいえない」(34.5％)、「あまり購入しない」(15.9％)、「全く購入したくない」(27.1％)。
完全栄養食の情報に接触した購入未経験者では約2割に購買意向があることがわかる結果となりました。
《総論》
今回は完全栄養食について調査を実施しました。調査結果からは既に全国で約4割が認知している一方でまだ約１割にしか購買経験がないことがわかりました。またBASE FOOD利用者の意識を聴取した項目では、ユーザーが健康やダイエットの効果に満足している一方で、価格に不満をかんじていることがわかりました。
サービスを拡大するタイミングでは新しい顧客をどう取り込んでいくかに注目する一方で、現ユーザーが何に満足をしてくれていて、なにを不満に感じているか知ることを忘れてしまいがちです。今回の調査のように顧客を定点観測することで、顧客の意識を収集し改善点がないか考えてみるのも良いかもしれません。
【調査概要】スパコロ『ユーザー意識可視化調査 完全栄養食編』
調査方法：全国 15～69歳を対象としたインターネットリサーチ
調査期間：2023年1月26日(木)～2023年1月27日(金)
有効回答数：10,112名