口コミサイトを”もっと”売上に変える店舗支援SaaS「口コミコム」を運営する株式会社mov(代表取締役:渡邊 誠、本社:東京都渋谷区、以下mov)では、『口コミコム』の分析機能を用いてレポートを作成しています。
今回は、人気スイーツショップ4ブランド(ゴディバ / モロゾフ / ピエールマルコリーニ / リンツ)に寄せられた約1万件の口コミを調査し、4ブランドの比較検証を行いました。
このレポートから
・コロナ禍以降で新規口コミ数を回復させているブランドとそうでないブランドがあること
・“口コミ投稿件数”と“平均評価”の関係は、4ブランド間で大きなばらつきがあること
・4ブランドに共通して「限定商品」が人気になっていること
・“接客”に強いブランドとそうでないブランドがあること
が分かりました。
【週刊MEOレポート】では、口コミを横断して分析することで見えてくる「新しい発見」を提案します。レポートの詳細は資料にて確認できます。
レポートURL
→ https://academy.kutikomi.com/whitepapers/202302_sweets/?utm_source=pressrelease&utm_medium=prtimes&utm_campaign=202302_sweets
■ 今回の調査対象
今回は、人気スイーツショップ4ブランド(ゴディバ/モロゾフ/ピエールマルコリーニ/はリンツ)の口コミ(総数9,857件)を分析しました。
■ ブランド別口コミ投稿数の推移を見てみると..
ブランドごとの新規口コミ投稿件数の推移です。どのブランドもコロナ禍で口コミ数が大きく減少していますが、その後に口コミ数を回復させているブランドと、減少したままのブランドとの差が表れた結果となりました。
■ リンツの口コミで多用されるワードを分析してみると...
口コミコムを利用すると、GoogleマップやYahoo! MAPなどに投稿されるすべての口コミを自動でAI解析できます。顧客満足度を表すQSCA(Q:品質、S:サービス、C:清潔さ、A:雰囲気)に関する口コミを抽出し、それらの口コミがポジティブなのかネガティブなのか、文脈から判定し自動でスコアリングしています。
ポジティブな口コミでは「フレーバー」の種類が「豊富」であることから「プレゼント」や「土産」に重宝しているという声が多く見られました。また「親切」「丁寧」など接客に関するワードの使用回数が多い結果となりました。一方、「レジ」での待ち時間の長さや「階段」など店舗の構造にはネガティブな口コミが多く寄せられました。
レポートでは、ゴディバ / モロゾフ / ピエールマルコリーニについても同様に分析しています。
■ 各ブランドを共通キーワードで比較してみると...
口コミコムを利用すると、自店舗や競合店舗に寄せられた口コミを「キーワード」で横断的に分析できます。口コミから自店舗の強み / 弱みを知ることで、競合との差別化ポイントや店舗運営の改善点のヒントが見えてきます。
“限定商品”・“プレゼント”に関するキーワードを調査しました。「限定」というワードは4ブランドに共通して使用回数が多くなっており、「季節限定」や「期間限定」といった限定商品についてのポジティブな口コミが多く、利用客の関心度の高さがうかがえます。モロゾフでは「手土産」、「リンツ」では「プレゼント」というワードの使用回数が多く、そのポジティブ率も100%と非常に高くなっており、それぞれのブランドがどういったシチュエーションで選ばれているかが分かります。