宮城・南三陸の「海鞘(ホヤ)ビール」8/27発売。日本一のホヤ生産地の復興をアピール。

投稿日:2015/08/24 12:15 更新日:

いわて蔵ビール(運営:世嬉の一酒造株式会社、所在地:岩手県一関市)は、宮城県南三陸町にある山内鮮魚店とコラボレーションし、宮城県北部の名産「ホヤ」を使用した『三陸の海蛸(ホヤ)エール』を開発したことを発表した。
2015年8月27日から、山内鮮魚店の店舗とネット通販にて販売を行う。

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同商品は、ホヤの独特な磯の香りとうまみをのせつつ少しスモーキーな香りがする、炎のように赤いホヤ色のビールである。
刺身や酢の物、燻製などのホヤ料理にはもちろん、肉にもよく合う一杯となっている。

グロテスクなビジュアルのホヤだが、もともとビールとは好相性。
“大人の”変り種ビールは、3,000本限定につき完売次第終了となる。

▼詳細:http://www.yamauchi-f.com/fs/yamauchi/hoya_ale

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【開発経緯】
いわて蔵ビールでは、震災前、山内鮮魚店の山内 恭輔専務より「ホヤの独特の香りをビールに活用できないか」と提案を受け、ホヤを使用したビールの試作を行っていた。

当時は100Lのビールを醸造し試験販売にまで漕ぎ着たが、東日本大震災で山内鮮魚店の工場と店舗が流され、復興に専念するためホヤビールの開発は自然と一時中断となった。

今回、2015年8月下旬に山内鮮魚店の新工場が完成。「“南三陸のホヤ”を使用して再度ビール醸造を行っていこう」と商品開発を再開し、発売に至った。

【『三陸の海蛸(ホヤ)エール』について】
真ほやの全国シェアは、8割が宮城県(主に石巻より北)で水揚されている。宮城県ではホヤの養殖が盛んに行われ、東日本大震災により一時は壊滅的被害を受けたが、2014年にようやく復活を迎えた。

南三陸もホヤの一大産地で、山内鮮魚店では生産者が大切に育てた宮城県産の真ホヤだけを厳選し、水揚したその日に発送を行っている。
いわて蔵ビールでも水揚したその日のうちに届けられたホヤの殻とホヤの出汁を使用し、ビール醸造を行っている。

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【三陸の海蛸(ホヤ)エール 製品概要】
■販売先:
[山内鮮魚店 店舗] TEL 0226-46-2159
[ネット] http://www.yamauchi-f.com/
価格:1本597円/330ml(今期限定 2,000本)

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【山内鮮魚店について】
宮城県北部の港町・南三陸町で60年以上続く鮮魚店(屋号:マルニ)。地元、南三陸では通称「ヤマウチ」または「マルニ」の愛称で呼ばれている南三陸町の魚屋である。
2011年3月11日の東日本大震災で会社家屋のすべてを失い、ゼロからの再出発。今年2015年の8月下旬には震災で失った工場が再建され新工場が立ち上がる。

http://www.yamauchi-f.com/company/companyprofile.html

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【いわて蔵ビールについて】
1918年(大正7年)に創業した造り酒屋「世嬉の一酒造株式会社」が1996年に立ち上げたビールブランド。モンドセレクション金賞を日本のクラフトビール業界で初めて受賞、ワールドビアカップも受賞するなど、小さいながら世界で評価されるビール造りを行っている。
最近では国内だけでなく、海外(アメリカ、台湾、中国、シンガポールなど)にも輸出されている。

http://www.sekinoichi.co.jp/beer/

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