株式会社カクヤス(本社:東京都北区、代表取締役社長:佐藤順一、以下:同社)は、カクヤスメールマガジンに登録している同社のユーザーを対象に、ワインと料理の「ペアリング」について、家飲みで重視することやこれまでに味わった“最高の組み合わせ”と“意外なおいしい組み合わせ”等、アンケート調査を行いました。
実施にいたる背景
11月といえばボージョレヌーボー。毎年11月の第3木曜日午前0時が解禁日と定められており、2022年は11月17日となります。今年の新酒はどんな出来栄えなのか気になるところです。
さて、そんなワインのおいしい季節の到来に、カクヤスユーザーたちはワインをどう楽しんでいるのでしょうか。そこで今回は家飲みでのワインをテーマに、相性の良いワインと料理の組み合わせ、ペアリングについて調査しました。
調査結果トピックス
1.家飲みでワインを飲む人91%。ワインと料理の“ペアリング”を考える人80%。
2.ワイン選びで重視すること第1位「その日の料理」。第2位「その日の気分」。
3.これまでに味わったワインと料理の中で“最高の組み合わせ”と“意外なおいしい組み合わせ”。
その日の料理に合わせてワインを選ぶ
まず、家飲みでワインを飲むことがあるかどうかを聞いてみたところ、「よく飲む」と「たまに飲む」を合わせた「ワインを家飲みする」派は91%に上りました。いまやワインは家飲みのお酒として浸透していることが、この数字から読み取れます。
次に、「ワインを家飲みする」派に対して、ワインと料理の「ペアリング」を考えるかを聞いてみました。
そもそもペアリングとは、「相性の良いワインと料理を組み合わせること」を指します。よく似た言葉に「マリアージュ」がありますが、こちらは「2つのものが組み合わさることで、新たな価値が生まれること」を意味します。つまり、「ペアリングによってマリアージュが生まれる」ということです。
アンケートの結果、最も多かったのは「たいてい考える」で36%。次いで「時々考える」26%、「必ず考える」18%で、これらを合わせた「ペアリングを考える」派は80%に上り、「あまり考えない」20%を大きく上回りました。
そこで、「ペアリングを考える」派に対して、ワイン選びで重視するものは何かを複数回答可で聞いてみたところ、ダントツに多かったのが「その日の料理」。次いで、「その日の気分」、「ワインの価格」と続きます。
「ワインを買ってから料理を考える」「そのワインが飲み頃かどうか」という“ワインありき”の回答もみられましたが、ごくわずかでした。
家飲みでのペアリングを考えるなら、「その日の料理」を軸にワインを選ぶのがコツのようです。
ペアリングを成功させる基本ルール
では、その日の料理を軸にワインを選ぶ場合、どんな組み合わせがよいのでしょうか。これまでに味わったワインと料理の中で“最高の組み合わせ”と思うものを挙げてもらったところ、3つのパターンが浮かび上がりました。
1つめは、「いいチーズとワインは鉄板の組み合わせ」というコメントにあるように、【チーズ×ワイン(赤、白問わず)】というペアリングです。 例えば、「酸味の効いたピノ・ノワールとしっかり熟成された濃厚青カビチーズのはちみつがけ」や「ブルーチーズとキンキンに冷えたドライなシャルドネ」とのこと。
2つめは、「やっぱりお肉と赤ワインです」という言葉に代表されるように、【肉料理×赤ワイン】という組み合わせです。寄せられたコメントを見ると、肉料理は「ステーキ」を筆頭に「焼肉」「すき焼き」「ビーフシチュー」「鴨鍋」「ジビエのグリル」「サムギョプサル」「もつ鍋」「牛丼」など多種多彩。
3つめは、「冷えた白ワインと魚料理が最高の組み合わせだと思います」というコメントにあるとおり、【魚料理×白ワイン】というペアリングです。「刺身」「寿司」「生牡蠣」「鰯のグリル」「白身魚ソテー」「あさりバター」「白身魚のカルパッチョ」「アボカドサーモン」などが白ワインに合うといいます。
一方で、【その土地の料理×その土地のワイン】というペアリングを挙げる人も。
「小樽グルメと小樽ワイン」や「山梨野菜のサラダとアルガブランカ イセハラ(甲州種の白ワイン)」「ドイツの居酒屋で出されたソーセージとザワークラウトの盛り合わせと地元産のリースリングの組み合わせ」など、その土地ならではの料理とお酒が旅先での忘れられない思い出になっているそうです。
これら4つの組み合わせこそ、ペアリングを成功させる基本ルールといえるのではないでしょうか。
家庭の味や和洋スイーツとも好相性
今回 “意外なおいしい組み合わせ”を募ったところ、探究心に溢れたペアリングが多数寄せられました。
まず、【家庭の味・庶民の味×ワイン】という組み合わせから。 赤ワイン編では、「カレー」「味噌煮込みうどん」「辛いラーメン」「たこ焼き」などB級グルメがズラリ。なかには、「ファストフードに赤ワインを組み合わせると、ファストフードが少し格上げされた気分になります」という人も。
また、いわゆるお酒のあて・おつまみとも赤ワインは合うようで、「いぶりがっこ&チーズ」「酒盗&クリームチーズ」「南部せんべい&イカ塩辛」などクセのあるものが挙がりました。ユニークなところでは、「カルビーのコンソメパンチと赤ワインはベストマッチ」という声も。
白ワイン編では、「肉じゃが」「ポテトサラダ」「おでん」「炊き込みごはん」「お稲荷さん」など家庭の味が並びます。お酒のあて・おつまみでは「魚肉ソーセージ」「さつま揚げ」「漬物」「スルメイカ」などが好相性。日本酒感覚で白ワインを味わっているようです。
そして、【スイーツ×ワイン】という組み合わせも。 「チョコレート」や「ドライフルーツ」は言うまでもありませんが、赤であれ、白であれ、「和菓子」との相性が良いそうです。なかでも赤ワインは「赤福」をはじめ、「どら焼きやいちご大福など餡子のコクのあるもの」が合うとか。
一方で、「濃厚なアイスクリームと赤ワイン」や「ケーキと赤ワイン」「かき氷とサングリア」という声も。
和洋中の本格料理から家庭の味、さらにはスイーツまで、組み合わせ次第でおいしさが深まるワイン。お酒好きたちのアイデアを参考に、とっておきのペアリングを探してみるのはいかがでしょうか?
【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査対象:カクヤスメールマガジンに登録しているユーザー
調査期間:2022年10月13日(木)~10月16日(日)
回収サンプル数:274
※構成比の数値は小数点以下第2位を四捨五入しているため、個々の集計値の合計は必ずしも100%とならない場合があります。
【アンケート掲載サイト】
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KAKU LABO―カクラボ―
URL:https://kakulabo.jp/