株式会社クロス・マーケティング(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:五十嵐 幹)は、一都三県(東京、神奈川、千葉、埼玉)に在住する20~59歳の男女を対象に「サードウェーブコーヒーに関する調査」を実施し、調査結果を発表した。
【調査背景・目的】
近年、コーヒー界における第3の波として、サードウェーブコーヒーが話題となっている。アメリカで起こったコーヒーブームのうち、3回目に当たる流れのことをサードウェーブと呼び、厳選したコーヒー豆の使用や鮮度の徹底管理、なおかつバリスタがドリップで一杯一杯淹れるという本格的なコーヒーであり、海外の人気店が日本に出店し行列ができるなど、盛り上がりを見せている。
そこで同調査では、一都三県に在住する800人を対象に、昨年実施した「コーヒーに関する調査」と今年の結果との比較や、コーヒーの飲用頻度の増減意識、サードウェーブコーヒーの認知率、飲用意向などを調査し、その実態について明らかにした。
【調査結果】(一部抜粋)
●コーヒー飲用頻度の変化について
1年前と比べて「飲む頻度が増えた」(23.8%)、「変わらない」(69.8%)、「飲む頻度度が減った」(6.5%)となり、「増えた」との回答が「減った」より17.3%上回っており、コーヒー飲用頻度の増加傾向が見られる。
●コーヒータイプ別・コーヒー飲用頻度の変化
1年前と比べて飲用頻度が増えたのは「カウンターコーヒー」のみとなり、 カウンターコーヒー人気が継続している現状がうかがえる。
●サードウェーブコーヒーの認知率
「知っている・計」(どのようなものか知っている+聞いたことがある)が27.1%、「まったく知らない」が72.9%と、サードウェーブコーヒーを知らない人が大多数を占める。
利用意向では「ぜひとも利用してみたい」(8.6%)、「機会があれば利用してみたい」(39.9%)と、半数近くに利用意向が見られた。
その理由としては「コーヒーがおいしそうだから」が69.6%で最も多く1位。
また、性年代別では女性40代で「雰囲気が良さそうだから」(34.0%)、女性20代の「話題性があるから」(32.0%)と、味以外の部分の重視ポイントも目立つ結果となった。
【調査内容】
□ 属性設問:
性別・年齢・居住地・婚姻状況・同居者・ひと月に自由に使える金額・喫煙の有無・職業・職業タイプ
□ コーヒー飲用頻度(SA)
□ 最頻利用コーヒーチェーン(SA)
□ 1年前とのコーヒー飲用頻度の増減意識(コーヒータイプ別/購入経路別)(SA/MA)
□ 最も好きなコーヒー(SA)
□ 各コーヒーのイメージ(MA)
□ サードウェーブコーヒー認知(SA)
□ サードウェーブコーヒーの認知経路(MA)
□ サードウェーブコーヒーのお店のイメージ(MA)
□ サードウェーブコーヒーのお店の利用理由(MA)
□ サードウェーブコーヒーのお店の利用意向(SA)
□ サードウェーブコーヒーのお店を利用してみたいと思う理由(MA)
【調査概要】
■調査手法:インターネットリサーチ
■調査地域:一都三県(東京、神奈川、千葉、埼玉)
■調査対象:20~59歳の男女、週に1回以上コーヒーを飲む人
■調査期間:2015年6月13日(土)~6月15日(月)
■有効回答数:800サンプル
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