累計90万件以上のおいしい一皿が集まるグルメコミュニティサービス「SARAH」を運営する、株式会社SARAH(本社:東京・千代田、代表取締役:髙橋洋太)は、「外食トレンドニュース2022年8月号」を公開しました。ユーザーの投稿情報を外食ビッグデータ分析サービス「FoodDataBank」で分析したところ、「沖縄料理」の人気が増加傾向にあることがわかりました。沖縄料理の中でも特に伸長している「ラフテー」に注目し、口コミデータの分析結果から「付加価値メニュー」としての広がりについてお伝えします。
【調査結果・サマリ】
■沖縄料理の人気が上昇中
2021年の10月ごろから「沖縄料理」の人気が高まっています。コロナウイルスの感染拡大が続く中で、「プチ旅行気分」を満たすための需要が高まっているのかもしれません。加えて、NHKの朝の連続テレビ小説「ちむどんどん」がスタートした2022年4月頃からはさらに人気が伸長していることがわかります。
■沖縄料理の中で「ラフテー」の人気がさらに伸長
■ラフテーとは
豚肉と沖縄料理の関係性
ラフテーとは、琉球料理の一つで皮付き豚の三枚肉を泡盛と砂糖、醤油でじっくり煮込んだ角煮のことを指します。琉球料理は「豚に始まり豚に終わる」「食べられないのは蹄と鳴き声だけ」と言われるほど、豚の内臓や顔、耳や血まで余すことなく使用する文化があり、琉球王朝時代から人々の生活に欠かせない存在になっています。
※出典:農林水産省Webサイト
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/47_6_okinawa.html
■「ラフテー」に関する投稿は20代、30代以下が多数
沖縄料理専門店で食べることができる一品としてだけでなく、「ラフテー」は専門店以外でも「ラーメン」「カレー」「ピザ」のトッピングとしても食べられていることが分かりました。20代、30代以下に人気のメニューで満足度を高める為に有効なアプローチなのかもしれません。
■猛暑が続く2022年夏、豚肉の疲労回復効果に期待
そして、豚肉には疲労回復の効果も期待できます。豚肉は、他の肉類と比べてもビタミンB1が豊富に含まれていることが知られています。ビタミンB1は疲労回復効果や、糖質をエネルギーに変換しやすくする働きがあるため、記録的な暑さが続く今年の夏にもピッタリの食材です。
定番メニュー以外にも「付加価値」を取り入れて広がる「ラフテー」、沖縄県内外問わず暑い夏を乗り切るお供として、お気に入りの一皿を見つけてみてはいかがでしょうか。