2009年5月に再オープンした久留米ラーメン清陽軒 本店(福岡県久留米市、運営：株式会社ZEN)は、2009年からの来店客数が開店6年目で3店舗累計100万人を突破、また本店のラーメンの月平均販売数が14,000杯を記録したことを発表した。
この業績好調に伴い、新店舗の出店も予定しているとの事。
【清陽軒とは】
1952年(昭和27年)創業。久留米の屋台から発祥した中で3番目に古い歴史を持ち、今年で創業63年目を迎える老舗のラーメン店である。
2006年に一度は暖簾を下ろしたものの、熱烈なファン達の後押しにより2009年5月に復活。今や「とんこつラーメン発祥の地」である久留米を代表するラーメン店と言われている。
2015年6月現在で3店舗を運営しており、今後も新店舗の出店を予定している。
熟成されたスープは、使った分だけ新しいスープを継ぎ足し続ける久留米特有「継ぎ足し製法」で作られており、食べ進むうちに旨みが増していき、最後の一滴まで飲み干せるほど上品な味わいが特徴的。
【月間販売数14,000杯を記録した清陽軒 本店について】
人口が決して多いとは言えないエリアだが、1日当たりの平均集客数は480名の実績を誇る。
ラーメンはこってり系の「屋台仕込みラーメン」、あっさり系の「すっぴんラーメン」の2種類が基本となり、どちらも1杯580円(税込)。
1杯あたりの単価は決して高くないが、継続的に月1,200万円を売上げている。
多くのファンに愛される理由は、60年以上続く伝統のラーメンの味は当然のこと、、女性客やファミリー層を意識した店舗づくりや行き届いた接客、メニュー構成に特化したビジネスモデルにある。
まるでファミリーレストランのような造りの店内には、カウンター席、ソファー型のテーブル席、座敷席を用意。様々な客層を迎えることができ、利用者は状況に応じてゆったりと食事を楽しむことができる。
また、カウンター席の一部があえて外向きに作られており、視覚的な人との接点を最小限にすることで、周りの目を気にせずに食べることができる空間を演出しているため、“女性のひとり客”も珍しくない。
店内は常に清潔感が保たれるよう、朝夕の2回にわたり徹底した清掃を実施。テーブルや薬味などの容器やメニュー表も、常に利用客が気持ちよく使用できるよう定期的にアルコールで拭き上げ、脂でベトベトするといったラーメン店特有の嫌悪感を払拭している。
トイレもカフェのトイレのようなお洒落な造りで、洗面台には飲食後の口臭予防としてマウスウォッシュやその他のアメニティグッズなどが設置されており、接客が及ばないところでも何気ないちょっとした気遣いで利用者をもてなしている。
【来店者への徹底した気遣い】
「来店者を笑顔で元気いっぱい迎え入れ、美味しい食事で満足してもらい、そして笑顔で元気いっぱい見送りをする」。どこの飲食店でも行われていることだが、同店ではこの当たり前のことをスタッフが常に意識して接客に臨んでいる。
お冷や箸等を席まで運ぶフルサービスに加え、席に付いている荷物置の他、来店者の荷物のサイズに合わせてスタッフが別途用意している荷物かごを提供。
また、女性向けにヘアバンドなどのアメニティグッズも取り揃えており、来店者がストレスなく食事ができるような気遣いを行っている。
【様々な客層を意識したメニュー構成】
メニュー構成もラーメンを主軸として、小さな子供向けのセットや、女性にうれしいサラダやデザート、さらには女性専用のセットメニュー等といった様々な客層を意識したラインナップを揃えている。
その他にも一品料理としてのサイドメニューも充実しており、メニュー構成においてもファミレスを意識したかのような品揃えとなっている。
【久留米ラーメン清陽軒 店舗概要】
＜本店＞
■所在地：福岡県久留米市諏訪野町1798-6
■席数：66席
■定休日：第3火曜
営業時間 ：11:00～22:00
■TEL：0942-32-9736
■月間平均売上：1,200万円
＜文化街店＞
■所在地：福岡県久留米市日吉町15-6
■席数：13席
■月間平均売上：330万円
＜小郡店＞
■所在地：福岡県小郡市大板井332-1
■席数：47席
■月間平均売上：1,000万円
▼URL：http://seiyo-ken.jp/
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