限会社スタジオ・ナチュレーザ(本社:大阪市北区、代表取締役:竹内 一人、以下 スタジオ・ナチュレーザ)は、Epidemic Sound AB(本社:スウェーデン ストックホルム、CEO:Oscar Hoglund、以下 エピデミック・サウンド)の日本総代理店として、同社が展開する業務用音楽ライブラリーの日本国内への提供を本日2014年9月11日よりスタートすることを発表した。
URL: http://www.natureza.net/epidemic/
【背景】
昨今、TV番組や企業プロモーションビデオなど映像コンテンツの二次使用(海外展開、パッケージ化、ネット配信など)が多くなり、それに伴い映像内に使用される音楽の権利処理が煩雑になっている。そのため、利用のための手続きがシンプルで高品質な業務用音楽ライブラリーのニーズが高まっている。
スタジオ・ナチュレーザは自社制作の業務用音楽ライブラリー「Ligar Music Library(リガール・ミュージック・ライブラリー)」を2009年より展開しているが、高まるニーズに応えるべく、膨大な曲数を保有するエピデミック・サウンドの音楽ライブラリーを日本国内に提供することとなった。
【エピデミック・サウンドの特長】
(1) JASRAC手続き不要
著作権管理団体に著作権を信託せず、また、個々の作曲家も著作権管理団体の会員となっていないことにより、自社で楽曲・音源の全ての権利を保有している。これは、海外の業務用音楽ライブラリーとしては大変珍しく、日本の市場との親和性が非常に高いものである。
(2) 25,000曲以上という膨大な曲数を保有するライブラリー
効果音を含めるとおよそ30,000トラック、さらに新曲も毎月数百曲追加される。また、ボーカル曲も多数。
(3) ハイクオリティな楽曲
スウェーデンを中心とした各国の作曲家による楽曲制作を指揮するのは、マドンナやセリーヌ・ディオンさらにあの大ヒットドラマ「glee(グリー)」の音楽も手がけた音楽プロデューサー。放送局関係者の意見も取り入れながら制作された楽曲は映像コンテンツとの相性抜群だ。
【業務用音楽ライブラリーについて】
業務用音楽ライブラリーは、主に放送や広告などの分野で映像コンテンツなどの制作に携わるプロフェッショナルが利用するために、あらかじめ制作・ストックされた音楽のライブラリーである。
現在日本国内では、海外で制作された業務用音楽ライブラリーと日本国内で制作された業務用音楽ライブラリーの2種類のものが使われている。日本国内で制作されたものの多くはJASRAC等の著作権管理団体に信託せず、それぞれのライブラリー会社が全ての権利を保有し、ユーザーに利用の許諾をしている。逆に海外で制作された業務用音楽ライブラリーのほとんどはそれぞれの本国の著作権管理団体に著作権が信託されており、すなわち日本国内ではJASRACの管理楽曲ということになっている。著作権管理団体の管理楽曲の場合、音楽の利用の際に管理団体が規定するルールにのっとった申請の手続きや使用料の支払いの必要がある。
エピデミック・サウンドの音楽ライブラリーは海外で制作されているが、著作権管理団体への信託をせずに全ての権利を自社で保有している新しいタイプの業務用音楽ライブラリーである。
当社では、音楽使用料(ロイヤリティ)の仕組みを著作権管理団体の関与を受けずに、ライブラリー会社自体が完全にコントロール可能なものを「完全ロイヤリティフリー(All rights included)」と呼んでいる。
【Epidemic Sound CEO Oscar Hoglund氏のコメント】
「エピデミック・サウンドはすでに北欧における業務用音楽の勢力図を塗り替え、ユーザーの方々に大きな価値を生み出しています。日本での販売開始は私たちにとって重要なステップですので、今回のスタジオ・ナチュレーザ及びリガール・ミュージック・ライブラリーとのコラボレーションにとても興奮し、期待に胸をふくらませています。(原文まま)」
※Hoglund氏の“o”はウムラウトを付した文字。機種依存文字のため“o”を使用。
【詳細】
http://www.natureza.net/epidemic/
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