香川を中心に讃岐うどん専門店「たも屋」を15店舗展開する有限会社たも屋(本社：香川県 高松市 代表：黒川保)と、アジア・北米地域におけるエリア本部である株式会社ベーシックの子会社Japan Food Culture Pte Ltd.(本社： シンガポール 代表：古閑昭彦、以下JFC)は協働で、インドネシア・ベトナム・台湾の3カ国の現地パートナーとフランチャイズ契約を締結したことを発表した。
「たも屋」は、うどん県と称されるほどにうどんが食される四国香川県の中でもトップクラスの人気を誇るうどん店で、TV番組の企画では麺・つゆへのこだわりと来店客へのおもてなしの心で「うどん職人選手権香川県代表」に選出されている。
今回のフランチャイズ契約により、アジアへの進出は既に進出しているシンガポールを含め4カ国。
各国有力パートナーと協働し、インドネシア1号店は2015年8月1台湾1号店は2015年9月のオープンを予定。今後はベトナムを含むアジア各国にて、2年以内で70店舗の展開を目指すとしている。
《各国の現地パートナー》
・インドネシア： PT Tamoya Udon Indonesia
（本社：インドネシア 代表：フレディ・ハルトノ）
・ベトナム： TAKAHIRO FOOD JSC
（本社：ベトナム 代表：スティーブン・ギ・リー）
・台湾： LiChen-Tamoya Food Co., Ltd.
（本社：台湾 代表：スティーブン ルー）
【わずか9カ月でシンガポールに3店舗をオープン】
讃岐うどんの本場香川で大人気のうどん専門店である同店は、”海外の人々にも本物の讃岐うどんを楽しんでもらいたい”という想いから、2012年に日本飲食FCの海外進出を支援するJFCとエリアフランチャイズ契約を締結。香川のうどん専門店の味へのこだわりと、東京のIT企業のマーケティング力の融合でアジアに進出することとなった。
1号店は2012年3月、シンガポールのショッピングモール「Liang court」内に出店。初月から100,000シンガポールドルを超える好調な売り上げを得た後、7月には早くも同国2号店、そして12月には3号店を開店した。
【アジア各国進出においてのこだわり】
同店ではその日の気温や湿度によって、うどんの素となる小麦粉の調合を変え、出汁は製法にこだわり抜いている。シンガポールの店舗では毎日1,000人を超えるローカル客が、本場と変わらぬコシのうどんに舌鼓を打ち、こだわりの出汁を飲み干している。
今後展開するインドネシア、ベトナム、台湾でもシンガポール同様に日本と同じ麺と出汁を提供し、各国の利用客に本場讃岐うどんの味を提供する。
また、うどんに加えて季節ごとに内容が変わる天ぷらも同店の目玉。天ぷらのセルフサービスも、シンガポール同様にアジア各国で展開するとしている。
【Webマーケティング事業と飲食FCの異色な組み合わせが生み出す相乗効果】
JFCは、株式会社ベーシックの子会社として「本当においしい日本食を、世界中の人びとへ」という想いから、シンガポールで設立された。
事業のベースとなるのは、株式会社ベーシックが10年にわたり運営する日本最大級のFCマッチングサイト「フランチャイズ比較ネット」で、同事業で培ったフランチャイズ本部と加盟者のマッチング力を活かし、日本国内FCが国境を越えた事業展開を可能にすることを事業目標としている。
優れた事業モデルを持ちながらも海外で展開するノウハウ、人的リソースがなく海外進出をためらわざるを得ない国内FC本部、「ヒト・モノ・カネ」を持ち、日本飲食事業に関心がありながらも接触・交渉するチャネルが無く事業展開に至らない各国事業者。同社ではそんな日本と海外の事業者を通じて結び付ける存在を目指すとしている。
さらに親会社である株式会社ベーシックでは、海外進出において重要な要素であるインターネット・スマートフォンを活用したWebマーケティングに関する豊富なノウハウをもっていることから、たも屋シンガポールのフェイスブックページでは1年で36,000ものファンを集めた。
さらに同ページのレビュー数は約1,000件にものぼる。
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