桜が咲くころに旬を迎える桜鯛(=真鯛)。そのまま刺身にしても焼き魚にしても美味しい食材ですが、中でも鯛めしは贅沢で大好物だという人も少なくないのではないでしょうか。今回はそんな鯛めしに"トマト"を入れて一味違う味わいが楽しめるレシピを紹介します。
鯛めしといえば和食ですが、トマトを入れるだけで一気に洋風に。しかも、鯛とトマトのうま味は違うものなので、うま味の相乗効果につき、驚きの味わい深さに仕上がります。
そんなレシピを教えてくれたのは『小春ちゃん@ぽかぽかびよりの作り置きで一汁多菜献立』の著者で料理研究家の小春さん。小春さんは「京都のオモカフェで、桜鯛の釜めしを食べたことがありまして。その時 季節限定でトマト入りになっていて、びっくりのおいしさだった」ことから今回のレシピを思いついたそうです。
おもてなしにもぴったりな「まるごとトマトの絶品鯛めし」。お店にも負けない美味しさを再現できるので、ぜひ、細やかなポイントをレシピでチェックしてください。
■トマトは完熟の甘いものがおすすめ!
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材料はこちら
※3〜4人分
・白米 ……………………… 2合
・水 ………………………… 380ml
・トマト(大) …………… 1個
・鯛 ………………………… 2切
・薄切りベーコン ………… 2枚
・乾燥野菜だし …………… 大さじ1/2
(もしくはコンソメ顆粒 … 小さじ1)
・塩 ………………………… 適宜
・白ワイン ………………… 大さじ1
・パセリ …………………… 少量
※調理時間の目安は15分です(炊く時間含まず)
■まるでお店の味!レシピのポイントは…
次に作り方です。
1. 下ごしらえする
白米を洗い、分量の水に1〜2時間浸水させます。トマトは軽く炙って 皮をむくか、湯むきしてください。トマトの皮は、むいた方が口当たりが良くなります。
鯛は塩を振って10分置き、余分な水けをとったあと、焼き色をつけます。鯛は焼き色をつけ、香ばしく仕上げた方が、臭みが減りますし、焼いた香りがおいしさを底上げしてくれるので焼き色をつけるのをオススメします。どちらも気にならない方は、そのまま調理しても構いません。
なお、鯛に振る塩は、それぞれ1〜2つまみ程度を目安にお使いください。
ベーコンは1cm幅に切ってください。
2. 材料を鍋に入れる
浸水させていた白米の鍋の中心に、ヘタを下にしてトマトを置きます。薄切りベーコン・乾燥野菜だし・鯛・白ワイン・塩を加えてください。
3. 火にかけて炊く
中火〜強火にかけ、沸々としてきたらフタをします。火加減を弱火に下げて12分加熱してから、火を消して12分蒸らしてください。
蒸らしたあとはフタを開け、鯛の骨を外しながらふんわり混ぜます。お好みでパセリを散らせば完成です。
なお、今回は機密性の高いホーロー鍋を使用していますが、炊飯器で炊いても構いません。お使いの鍋や炊飯器によって、水分量は微調整してください。
■鯛×トマトの組み合わせに「絶対におかわりしたくなります」の声
このレシピに、ネット上では「美味しそうです トマトのおいしい出汁がでますね」「意外ですけど、想像しただけで美味しいが頭の中で確定しました」「鮮やか 絶対におかわりしたくなりますね」などの声があがりました。
小春さんも、このレシピを家で試したそうで「家族大絶賛」だったと明かしています。洋風の味付けは子どもから大人まで、年齢を問わず大人気のようですね。
まるでお店の味が味わえる「まるごとトマトの絶品鯛めし」をぜひお試しください。
■レシピ、画像提供者:『小春ちゃん@ぽかぽかびよりの作り置きで一汁多菜献立』の著者で料理研究家の小春さん
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インスタグラム「ぽかぽかびより」
https://www.instagram.com/pokapokakoharu/
【略歴】
2001年 結婚後、ホームページで料理日記を発信
2005年 ブログに移行
2006年 「ぽかぽかびより」として活動始動
OisixレシピエMENU開発スタート
2010年 Ameba公式トップブロガー
2015年 livedoor公式ブロガー(引越し) 独自ドメイン取得
【資格】
2017年 日本酒ナビゲーター
2018年 フードコーディネーター
【著書】
『小春ちゃん@ぽかぽかびよりの作り置きで一汁多菜献立』