和菓子製造販売の株式会社 鶴屋吉信(つるやよしのぶ)(本社:京都市上京区、代表取締役社長:稲田慎一郎)は、お正月の宮中儀式にちなむ京銘菓、年末年始の期間限定販売の花びら餅「御所鏡(ごしょかがみ)5個入」を、2021年12月3日(金)よりWEBにて予約販売を開始しました。また、鶴屋吉信店頭でも順次予約を受け付けています。
創業1803年(享和3年)の鶴屋吉信では、新年の宮中儀式「歯固めの儀」にちなむ毎年恒例の銘菓・花びら餅を「御所鏡(ごしょかがみ)」の銘で謹製し、年末年始の期間限定にて販売します。
これにさきがけ、店頭・WEBにての予約受付を開始しました。柔らかい求肥(りゅうひ)にやさしい甘さの白味噌餡と紅あん、蜜漬けの牛蒡を入れて包んだ花びら餅は、茶道の初釜でいただく生菓子としても親しまれています。新年を寿ぐ、京の雅な生菓子を新年のお茶時におすすめです。
「花びら餅 御所鏡」商品情報
▲御所鏡 5個入・3個入(3個入は店頭限定))
価格:
5個入 1箱 2,700円(税込)
3個入 1箱 1,620円(税込)※3個入は店頭販売のみ・12/31(金)から販売
特定原材料等28品目:大豆
お取り扱い店舗:鶴屋吉信 本店・直営店・各百貨店・公式オンラインショップ
予約・お渡し/お届け期間 (それぞれ店頭・WEBで異なります)
● 店頭 予約期間:2021/12/1(水) ~ 2022/1月中旬頃まで
→ 発売・お渡し期間:2021/12/29(水)〜2022/1/15(土)の間
● WEB予約期間:2021/12/3(金) ~ 12/25(土)12:00頃まで
→ お届け期間:2021/12/31(金)・2022/1/1(土) 2日間いずれか
※受注状況により、早期にご予約終了となる場合があります。
※WEB予約時は注意事項をよくお読みください。
宮中故事になぞらえた、伝統ある京菓子で、新年の健康と長寿を願って。
かつて平安時代の宮中で行なわれた元日節会に「歯固(はがため)」という祝儀があり、鏡餅、大根、押鮎(おしあゆ)、橘などを食べて歯の根を固め、新年の健康と長寿を願ったそうです。
この歯固めの品が「菱葩(ひしはなびら)」という新年に宮中で祝う餅になり、のちに「花びら餅」と姿を変えて市中に広まり、京のお正月にかかせない生菓子になったと言われています。
もともとの餅のかわりに白の外郎(ういろう)や求肥(りゅうひ)に味噌あんや紅あん、牛蒡を入れて包んだ花びら餠は、茶道の初釜にいただくお菓子としても親しまれています。
▲花びら餅 御所鏡 5個入
京都御所の近くに店をかまえる鶴屋吉信では、代々「御所鏡(ごしょかがみ)」の銘で謹製しています。やわらかな求肥に白味噌あんと紅色の羊羹、蜜漬けの牛蒡をつつんだ鶴屋吉信の「御所鏡」を新年のお茶とともに楽しむことができます。
ひとつずつを取扱いやすい個包装の袋にくるみ、5個入・3個入の箱入りに仕上げました。(3個入は店頭販売のみ)外装には縁起の良い松菱(まつびし)の文様をあしらった、おめでたい意匠となっています。