寒さが厳しくなる季節、体が温まるおでんを求める人も多いのではないでしょうか。中でも、冬に旬を迎える大根はおでんの具材として大人気の一品。今回は、味がしみ込んだ優しい味わいの大根をレンジで簡単に作る方法をご紹介します。
下の写真のおでんは、長時間煮込んだような色をしていてとても美味しそうですよね。
しかし、実は作業時間も含め約20分で完成した一品。しかも、下茹でしたり長時間煮込んだりする必要もなく、レンジで作れるというので驚きです。
そんな簡単レシピを考案したのは、時短料理研究家・料理インフルエンサーの若菜まりえさん。
「あと一品欲しい」という時にもオススメのレシピです。
■レンチンでも味しみしみ!すぐ食べられる手軽さが◎
話題になったツイートはこちら。
『おでんの大根』
スグ食べたいときにー!
【しみしみおでんの大根】下味つけてレンチンしておけば中まで味しみ,じんわりやわらか。味しみしみの大根がスグ食べられてめっちゃラク‼️
それだけで食べてもめっちゃ美味しい‼️おでん以外に入れても👍使い方自由自在‼️詳⬇️https://t.co/jHZVkcCyy8 pic.twitter.com/GhHBcJ22eS
— つくりおき食堂まりえ (@mariegohan) November 2, 2021
まずは材料です。
・大根 ……… 1/2本(正味:400g)
★水 ………… 150ml
★みりん …… 大さじ2
★ほんだし … 小さじ2
★醤油 ……… 小さじ1
★塩 ………… ひとつまみ
※「塩 ひとつまみ」は親指、人差し指、中指で軽くつまんだ量です。
■切った後はレンジにおまかせ!もう一品欲しい時にも大活躍
次に作り方です。
1. 調味料を混ぜる
耐熱容器に★の調味料を入れ、よく混ぜ合わせます。
2. 大根を切る
大根は2センチ幅に切り、厚めに皮をむき、半分に切ります。
3. レンジにかける
1 の耐熱容器に切った大根を入れ、ふんわりラップをかぶせて600Wの電子レンジに7分かけます。
まりえさんによると「耐熱容器のフタをななめにかぶせるとラップの代わりになる」とのことです。
4. 大根をひっくり返す
菜箸で大根の上下をひっくり返します。出し汁の色がついた部分を上にし、色がついてない部分を下にしてください。
そして、再度レンジにかけましょう。ふんわりラップをかぶせ、600Wの電子レンジで7分温めたら完成です。
■「こういう大根が食べたかった!」ファン待望の一品
このレシピに、ネット上では「こういう大根が食べたかった!」「短時間で作ったとは思えない味しみしみ大根になった」「大根の下茹でを長時間やってたのは一体なんだったんだと思えたレシピ」「子どもたちもしっかり食べてくれた」と絶賛する声が上がっています。
大根の大量消費や常備菜としてもオススメの『おでんの大根』。常備するときは「煮汁ごと保存してください」とのことです。
火を使わず、簡単に作ることのできるこちらのレシピ。優しい味わいがたまらない一品を、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
■レシピ・画像提供:時短料理研究家・料理インフルエンサーの若菜まりえさん@mariegohan
・経歴と実績
子供の頃から料理と食品に興味があり、大学では食品生化学を専攻。卒業後は食品原料に携わる。
現在はレンジで作れるスピードおかずと簡単おやつの開発に注力。
webサイト「つくりおき食堂」では、まとまった時間がとれない忙しい方でも作り置きライフが続けやすいように、スキマ時間にパっと作れてサっと味が決まる時短おかずを紹介。
2017年レシピブログアワード 新人ブロガー部門グランプリ受賞。
著書に「忙しい人専用 『つくりおき食堂』の超簡単レシピ (扶桑社ムック) 」「忙しい人専用 『つくりおき食堂』の即完成レシピ (扶桑社ムック)」。
時短レシピサイト「つくりおき食堂」でも、たくさんの簡単レシピを公開しています。忙しい方の強い味方である作り置きおかずのレシピなども有名です。
https://mariegohan.com/