和歌山の酒造大手である中野BC(海南市)は、同社約1万坪の酒蔵を一般開放し、梅酒約35種の飲み比べイベント「梅酒BAR」を、2015年6月7日(日)に開催することを発表した。
同催しは今年6回目で、昨年は2177人が来場した人気のイベントである。
ウメの収穫の最盛期を迎えるこの時期、蔵全体を包む甘くて芳醇なウメの香りとともに、梅酒35種を一杯100円で楽しむことができる。参加費は500円(入場料・1ドリンク付)で、海南駅から無料送迎バスを9時15分から約20分おきで運行する。
【当日限定の日本一の極上品など、高級“本格梅酒”の特設ブースも初登場】
当日一杯100円で提供する梅酒は、梅酒グランプリで初代日本一に輝いた本格梅酒「紀州梅酒 紅南高」や、ミカン・ユズ・イチゴなどの果汁を加えた“カクテル梅酒”など、約35銘柄。
加えて今年の新しい取り組みとして、このイベントでしか飲めない高級品3種の本格梅酒を提供する特設ブースを設置。目玉となるのは、第一回梅酒グランプリ(2007年開催)で日本一になった「紀州梅酒 紅南高」を9年間酒蔵内で寝かせた“日本一の長期熟成梅酒”。グラス1000円、先着100杯限定で提供する。
また減農薬栽培の南高梅のみを使用した農家指定の梅酒の4年熟成版、泡盛ベースの梅酒の5年熟成版の“ヴィンテージ梅酒”2種の飲み比べセットも1000円、200セット限定で提供する。
さらに“梅酒蔵”で造り手と一緒に“梅酒ヌーボー”の漬け込み体験イベントも初開催。高さ4.2メートル・直径2.6メートルの巨大タンクが56基並ぶ梅酒蔵で、タンクの上からケースに入ったウメの実をどっさりと投げ込んでいく、家庭ではできないスケールの大きな梅酒造りを体験することができる。
漬けた実は12月に取り出し、早期熟成の“梅酒ヌーボー”として販売。体験会は参加費無料で、会場で随時受付する。
【ジンジャー梅酒、アロマ梅酒、ノンアル梅酒など盛り沢山】
ジンジャー梅酒やローズヒップやラズベリーを加えたアロマ梅酒、またビールに梅シロップ「紀州 梅の初恋」を加えたビアカクテル「初恋ビール」などは、梅酒好きの女性に最適。お酒の苦手な人や子ども向けには、ソフトドリンクやノンアルコール梅酒も提供する。
【地元の料理店など25店以上の屋台が登場】
敷地内には地元の料理店などの25店以上の屋台が並び、食事、おつまみを有料で販売。鱧(ハモ)カツ丼といった地元・海南のご当地グルメをはじめ、各店自慢の焼き鳥、タコ焼き、チーズなどの厳選した料理を、縁日のような雰囲気の中で楽しむことができる。
【新鮮な青梅で仕込む梅酒の漬け込み教室は毎年大好評】
当日は、同社スタッフによる毎回大好評のイベント「梅酒の漬け込み教室」も開催される。
使用するのは、朝摘みした新鮮で2Lサイズ(約4cm)以上の粒が大きい南高梅。一般では手に入りにくい、同社が梅酒造りに使う鮮度の高い贅沢な果実で“マイ梅酒”を仕込み、持ち帰ることができる。
梅酒作りを熟知した同社のスタッフが、家庭でもおいしく作るコツとその科学的な解説、漬け込んだウメを取り出すタイミングや、梅酒を使ったカクテルのレシピ、梅酒がもたらす効能など、梅酒の魅力を紹介。ウメ、ホワイトリカーや容器(2Lサイズ)など必要なもの一式は同社が用意する。
また、子どもやお酒を飲めない人でも楽しめる「梅シロップ」の漬け込み教室も開催する。
【ご当地ヒーローによるショーなど、家族向けイベントも充実】
地元・海南市のご当地ヒーローのネオカイナンマン「熊野來神エーワイショー」による劇団ショーを行うほか、無料で参加できる輪投げゲーム、塗り絵教室など、家族連れも楽しめるイベントも充実。お酒の苦手な人でも、老若男女一緒になってお祭り気分が味わえる。
【イベント概要】
■イベント名:「梅酒BAR 2015~梅酒を楽しむ会~」
■開催日時:2015年6月7日(日)10:00~16:00(最終受付15:00)
※入退場自由・人数制限無
■場所:中野BC社 敷地内(和歌山県海南市藤白758-45)
※当日は9時15分から約20分おきに海南駅西口(正面)と当社を結ぶ無料送迎バス運行。
■参加費:
500円(入場料・1ドリンク/税込)
※未成年者は無料、親の同伴が必須。
※追加の梅酒は1杯100円(税込)で提供。
※お食事、おつまみ、一部ドリンクを有料(200円~1000円)で販売。
※会場内への飲食物の持ち込みは禁止。
※長久庵(社内売店)にて500円チケットの前売り券を発売中。
(ドリンク一回のみ100円引きの特典あり)
■問い合わせ:
中野BC 観光課
電話:0120-050-609/FAX:0120-017-269/MAIL:cyokuhan@nakano-group.co.jp
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