フィールドマーケティング支援サービスを提供するソフトブレーン・フィールド株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:木名瀬博)は、株式会社クレディセゾンとの共同事業である「Point of Buy(R)購買理由データ」のアンケートモニターのうち、直近1年の間に缶チューハイの購入経験がある3,167名(女性1,857名・男性1,310名、20代~80代)を対象に「缶チューハイ」に関するアンケートを2015年4月17日に実施し、調査結果を発表した。
【缶チューハイを飲むのは男女とも「楽しみたい時」、男性は4人に1人が日常的に飲む】
まず、缶チューハイを飲むシーンを聞いたところ、男女ともにトップは「お酒を楽しく飲みたい時」(男性31.1%、女性32.8%)であった。
男女で傾向が分かれたのが「日常的に飲む」との回答で、男性は28.0%だったのに対し女性では21.4%と、男性の方が6.6ポイント高い結果となった。
反対に「行楽・イベント時」との回答では、男性は13.3%だったのに対し女性は18.7%と、女性のほうが5.4ポイント高い結果となっている。
【好きな缶チューハイの1位は男女とも「キリン 氷結」】
アンケートの回答者のうち缶チューハイを購入したが「自分では飲まない」と回答した人を除く2,944名(男性1,258名、女性1,686名)に、好きな缶チューハイを聞いたところ、1位は男女とも「キリン 氷結」(男性58.7%、女性49.2%)であった。
男性の2位は「キリン 氷結ストロング」で25.3%、3位は「サントリー -196℃」で21.1%となっている。
一方、女性の2位は「サントリー ほろよい」で42.3%、3位は「サントリー カロリ。」で24.1%であった。
【価格、ブランドの次に重視するのは男性「度数の高さ」、女性「新商品・限定品」】
缶チューハイを購入する際のポイントについては、男女とも1位が「価格」(男性67.6%、女性62.9%)、2位が「ブランド」(男性40.9%、女性36.6%)であった。
傾向が分かれたのは3位で、男性では「度数の高さ」が27.0%、女性では「新商品・限定品」が34.0%でそれぞれランクインしている。
【男性・年配層はアルコール度数高めが、女性・若年層はアルコール度数低めが好み】
自分に合っていると思う缶チューハイの度数について調査したところ、男性では「1度以下」が5.2%、「2~3度」が15.8%、「4~6度」が49.6%、「7度以上」が29.4%と約3人に1人が「7度以上」のアルコール度数を嗜好していることが明らかとなった。
女性では「1度以下」が9.3%、「2~3度」が29.4%、「4~6度」が46.5%、「7度以上」が14.8%で、男性とは逆に約3人に1人が「2~3度」のアルコール度数を好む傾向が見られた。
また自分に合っている缶チューハイの度数について年代別に見ると、どの世代でも最も多いのは「4~6度」(20代49.6%、30代43.9%、40代49.6%、50代45.9%、60代52.7%)であったが、20代、30代、40代では次に多いのが「2~3度」(20代33.1%、30代33.8%、40代22.8%)、逆に50代、60代では「7度以上」(50代26.7%、60代25.7%)となっている。
40代については「7度以上」も20.5%で「2~3度」を好む方との差は2.3ポイントであったが、20~30代と50~60代では好みのアルコール度数の高低に異なる傾向が表れた。
缶チューハイのアルコール度数の嗜好に関する具体的なコメントは以下の通り(すべて原文まま)。
■「2~3度」が好みの人
「あまりお酒が強くないので、家で飲むなら次の日残らない程度の度数がいいと思ったので。」(20代女性、自分に合っていると思う度数:3度〈以下、同〉)、
「5%のも売っているがちょっとお酒が強いなと感じたので。ほどよく酔っぱらえて美味しいのが3%」(20代男性、3度)
■「4~6度」が好みの人
「個人的にはチューハイは、とりあえずビール!の後に飲む流れが多いです。日本酒等、度数の高いものを飲む前なので、ビールと同じくらいの度数がちょうどいいと思っています。」(30代男性、6度)
「普段あまり気にしたことがないのですが、そのくらいならゴクゴク気軽に飲めそうなので。」(50代女性、4度)
■「7度以上」が好みの人
「辛口が好みで、それを意識すると、どうしても度数が高くなる。」(50代女性、8度)
「度数が低すぎるとジュースみたいで、お酒を飲んでいる感じがしないから。」(40代、男性)
甘さや酸味などの味、炭酸やアルコールの強弱、果汁感などのフレーバーなど様々な嗜好で選ぶことのできる缶チューハイ。同アンケートでは、男女・年齢を問わず、自分の好きな酔い加減で気軽に楽しめるお酒として缶チューハイを飲んでいる様子が明らかとなった。
【調査実施概要】
■対象:
株式会社クレディセゾンの運営する「永久不滅.com」の「レシートで貯める」サービス登録会員約およびSBFの登録会員。
■調査方法:
「レシートで貯める」サービス及び「レシートdeポイント」サービスを活用したインターネットリサーチ。
■調査地域:全国
■調査日:2015年4月17日
■有効回答者数:3,167名
■属性:
[女性] 20代3%、30代 14%、40代 24%、50代 14%、60代以上 4%
[男性] 20代1%、30代 5%、40代 14%、50代 14%、60代以上 7%
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