「おにぎらず」ブーム拡大で進化、朝定食を全て詰めたおにぎらずも登場。レシピ投稿数は昨年の6倍に。

投稿日:2015/04/20 17:06 更新日:

クックパッド株式会社は、2014年9月以来大ブームを巻き起こしている、にぎらないおにぎり「おにぎらず」の人気がますます拡大していることから、その背景や最新のトレンドについて発表した。

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【投稿総数は昨年10月の約6倍、直近3ヶ月の検索頻度は前月比約2倍で上昇中】
「おにぎらず」とは、マンガ『クッキングパパ』(著:うえやまとち/「モーニング」掲載・講談社)で昔登場したレシピである。
2014年9月初旬、同サービスの人気の検索キーワードに「おにぎらず」が突然登場。これに注目した編集部が「クックパッドニュース」で取り上げたところ、人気に火がついた。

同サービスで「おにぎらず」を検索した結果は、4月20日時点で680品、2014年10月末比で約6倍に増加している。
行楽シーズンの10月~11月にかけて投稿が集中し、その後はお弁当や朝ごはんを作るニーズが高まる1月以降に投稿が増加、3月は月次ベースで過去最高の投稿数を記録した。
検索頻度も投稿数と同様の波をたどり、直近3ヶ月は前月比約2倍(※)で伸び続けている。

(※)同社の食の検索データサービス『たべみる(http://info.tabemiru.com)』より。

【創作余地の広さで第2次ブーム到来、活用シーンは朝ごはんにも広がる】
「おにぎらず」の人気に最初に火がついた理由について、同サービス編集部では、思わず検索したくなるキャッチーなネーミングの力が大きかったと分析している。

年明け以降、ブームがさらに拡大している背景については、具材の組み合わせにおける作者の創意工夫が飛躍的に広がり、切った断面からその特徴を家族や友人に共有できるため、「作って」「見て」「食べて」楽しめることが大きくあるとしている。

また、活用シーンも日々のランチや弁当に留まらず、最近では朝ごはんにも拡大。旅館の朝定食のような具を挟んだ「おにぎらず」は、忙しい朝でも簡単に作れて短時間で食べることができ、腹持ちもよいことが支持されている。

(左)Cpicon お弁当に★オムライスのおにぎらず
(右)Cpicon お弁当に★焼きそば入りの「おにぎらず」(by チェリーまま49)
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「朝定食」まとめちゃったよおにぎらず(by katoryo)
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デコおにぎらず❤玉子焼きと魚肉ソーセージ(by とまとママ☆)
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【レシピ本『クックパッド みんなのおにぎらず』の発行部数は11万部を突破】
レシピ本『クックパッド みんなのおにぎらず』(主婦の友社)は、1月の発売以来好評を博しており、4月時点の発行部数は11万部を突破。
また、同社以外にも各出版社より「おにぎらず」関連本の発行が相次ぎ、新生活や行楽シーズンを迎えた今、書店で大いに盛り上がりを見せている。

【クックパッド編集長 草深由有子のコメント】
『「おにぎらず」は、老若男女の幅広い層に支持されていることも大きなポイント。カラフルで華やか、具材も洋っぽいものが多いものの、お米がベースという和食ならではの懐の広さや深さが、その支持の幅広さにつながっていると考えられます。専用の海苔やグッズが発売されたり、コンビニエンスストアやレストランなどでメニュー化されたりともはや社会現象に。これからの季節、行楽や運動会などますます活用シーンが増えさらに人気が高まるはず、と編集部は予測しています。』(原文まま)

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